サン・マイクロシステムズ(株)は2日、Microsoft Officeと互換性を持つ、統合オフィスツールの最新版『StarSuite 7』の販売を開始した。同製品はワープロ、表計算、プレゼンテーション、図形描画、Webパブリッシング、グラフ作成、数式エディタ、データベースなどのアプリケーションを統合したオフィスツールだ。主な新機能・機能強化点は以下の通り(詳細は製品情報を参照)。
・PDF出力：Adobe Acrobatを使用せず、StarSuiteドキュメントを直接PDF形式で保存、E-mail送信が可能
・Microsoft Officeとの互換性：ドキュメントの互換性を大幅に向上、OLEの対応を強化
・マクロの記録機能：キー入力やツールバー操作などによる繰り返しタスクを自動化・XMLフィルタ：XSLTを指定することによりあらゆる形式のXMLインポートおよびエクスポートが可能
・アクセシビリティ：外部入力デバイスへの対応、キーボードのみで全機能を操作可能、画面表示の見やすさ改善
・新しいルック＆フィール：使いやすくてわかりやすい新デザインのドキュメントアイコンやボタンを採用
・ソフトウェア開発キット：Java、C++、StarSuite BasicでStarSuiteを拡張(エンタープライズ版のみ)
・StarSuite Configuration Manager(SCM)：LDAP を使用して、組織のStarSuite各種設定を集中管理(エンタープライズ版のみ)が可能(エンタープライズ版のみ)
『StarSuite 7 リテール版』『StarSuite 7 エンタープライズ版』『StarSuite 7 OEM版』の3種類があり、リテール版の価格は9800円。
