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米SCO、米IBMの『AIX』販売差し止めを求め提訴

2003年06月17日 23時52分更新

文● 編集部

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米The SCO Group(以下、SCO)は米国時間の16日、米IBMのUNIX System Vライセンスを終了させ、同時に『AIX』の使用と配布の差し止め、UNIX System Vソースコードのすべてのコピーを破棄するか返却するように命じる訴訟をUtah州連邦地裁に提訴したと発表した。

SCOは、3月7日付けで米IBMを企業秘密の流用や不正な干渉、不正競争、契約違反などを行なったとして提訴しているが、当初のソフトウェア契約書の規定に従い、SCOはIBMに対し100日間の猶予期間を設け、SCOが主張する契約違反行為を是正するように通告していたという。6月13日付けでこの猶予期間が終了し、IBMはSCOの要求に応じなかったことから、SCOは今回の提訴に踏み切ったとしている。

今回の提訴を受け、IBMは16日付けでコメントを発表した。このコメントによると、“The SCO Group has made public statements and accusations about IBM's Unix license and about Linux in an apparent attempt to create fear, uncertainty, and doubt among IBM's customers and the open source community”(SCOは、IBMのUNIXライセンスとLinuxについての訴訟と声明によって、IBMの顧客とオープンソースコミュニティに対してFUD(不安、不確実性、疑い)を生み出した)とし、IBMのUNIXライセンスは変更不可能で使用料金の支払いも完了しており、終了することはできないとしている。その上で、『AIX』の開発、出荷、サポートを継続することを明らかにしている。

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