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インテル、ITインフラの導入/管理コスト削減する“インテル ステーブル・イメージ・プラットフォーム・プログラム”を公開

2003年06月11日 19時44分更新

文● 編集部 栗山博行

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インテル(株)は11日、企業のITインフラの導入/管理コスト削減を支援する製品プログラム“インテル ステーブル・イメージ・プラットフォーム・プログラム(インテルSIPP)”の詳細を公開した。

ジョン・デイビス(John Davies)氏
米インテル社セールス&マーケティング事業本部副社長兼マーケティングソリューション市場開発事業部ディレクターのジョン・デイビス(John Davies)氏

インテルSIPP(プロジェクトコード名:グラナイト・ピーク)は、パソコンの主要コンポーネントに関する大きな変更を最低12ヵ月制限することにより、企業が策定したパソコンのコンフィグレーションの一貫性を確保するという取り組み。IDF Spring 2003で同社は、グラナイト・ピークは18ヵ月間一貫性を保つと述べていたが、確実に保護することができる最低限の期間として12ヵ月と発表したという。

インテルでは“ステーブル・イメージ”を、チップセットなどコンポーネントのマイナーな変更に影響を受けない、HDDに格納されたOS、アプリケーション、ドライバーなどのソフトウェアイメージと定義。インテルSIPPに対応したハードウェアを利用すると、企業はこれまで利用してきたステーブル・イメージを再利用できるため、新規にパソコンを導入する時にITマネージャーが行なうハードウェア、ソフトウェアの検証コスト、時間を削減することができる。

デスクトップパソコン用チップセットのロードマップ
デスクトップパソコン用チップセットのロードマップ

対応製品は、『インテル865Gチップセット』『インテル855チップセット ファミリ』および、SIPP対応と指定された次世代チップセット、チップセットドライバー、IEEE 802.11b対応無線LANモジュール『インテルPRO/Wireless 2100』などの有線/無線LAN関連製品。

ノートパソコン用チップセットのロードマップ
ノートパソコン用チップセットのロードマップ

ステーブル・イメージの再利用を実現する“ステーブル・イメージ・テクノロジ”は、チップセットに組み込まれたハードウェア機能により実現され、システムベンダーが有効/無効を設定する。従来のシステムでは、OSはチップセットのステッピングを見て、変更があった場合にエラーメッセージを出していたが、SIPP対応のチップセットを利用すると、ステッピングのほかに互換性の有無についても情報を送るため、同じチップセットファミリーを搭載したシステムは、同一のソフトウェアイメージで管理することができる。

発表会に出席した米インテル社セールス&マーケティング事業本部副社長兼マーケティングソリューション市場開発事業部ディレクターのジョン・デイビス(John Davies)氏は、年間で2500人以上の技術者と300億円規模の予算を使って互換性の検証を行なっている同社のシステムを導入することによる検証コストの低減と、同社のチップセットのロードマップに基づいたプラットフォーム移行計画立案の簡易化など、IT部門にとってのメリットを強調した。

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