米インテル社は現地時間の9日、1978年6月8日に登場したi8086プロセッサーの累計出荷数が、25年目を迎えた今年の4月に10億個に達したことを発表した。
これは民間調査会社の米マーキュリー・リサーチ社が、デスクトップパソコン、ラップトップパソコン、サーバーの出荷実績に基づいて算出したもの。同社のx86 CPUは、初代の8086(16bit)が、2万9000個のトランジスターを集積し、動作周波数は5MHzだったのに対し、最新のPentium 4では5500万個のトランジスターを集積し、動作周波数は3.06GHzとなっている。
マーキュリー・リサーチの予測によれば、今後、早ければ2007年までにはさらに10億個のx86 CPUが出荷されるとしている。