(株)メルコは18日、“BUFFALO”ブランドの新製品として、無線LAN製品“AirStation”の標準モデルと“Wi-Fi”認定を取得した無線LANカードをセットにした『WLA2-S11/GP』、スピーカー内蔵の15.0インチXGA液晶ディスプレー『FTD-X15AH3S』、24ポートの10/100MbpsスイッチングHub『LSW10/100-24HW』を発売すると発表した。価格と出荷時期は、『WLA2-S11/GP』が1万7400円で12月下旬の予定、『FTD-X15AH3S』が3万7800円で12月下旬、『LSW10/100-24HW』が2万9800円で2003年1月上旬。
『WLA2-S11/GP』 |
『WLA2-S11/GP』は、無線LAN規格“IEEE 802.11b”準拠の無線LANアクセスポイントの標準モデル『WLA2-S11』(エントリータイプ)に、無線LANカード『WLI-PCM-L11GP』を同梱した導入パック。アクセスポイントとLANカードの両方が“Wi-Fi”認定を取得しているという。セキュリティーは128(104)bit/64(40)bit WEPに対応。『WLA2-S11』は、インターフェースに10/100BASE-TX×1を装備し、ダイバーシティー方式のアンテナを内蔵する。電源はAC100V、消費電力は7.7Wで、ACアダプターを利用する。本体サイズは幅58×奥行き89×120mm、重量は110g。『WLI-PCM-L11GP』はPCカード(Type II)型の無線LANカードで、消費電力は最大1.815W。サイズは幅54×奥行き102×高さ5mm、重量は35g。対応OSは、Windows XP/Me/2000/98 SE/98/95/NT 4.0。パッケージには壁掛けキットが付属する。
『FTD-X15AH3S』 |
『FTD-X15AH3S』は、スピーカー(1W×2)を内蔵した15.0インチ液晶ディスプレーで、1024×768ドット/1619万色表示に対応する(垂直同期周波数60Hzでの利用を推奨)。画素ピッチは0.297mmで、輝度は300cd/m2、コントラスト比は500:1、応答速度は25ミリ秒。視野角は上55度、下65度、左右140度。インターフェースはアナログRGB(ミニD-Sub15ピン)。電源はAC100~240Vで、消費電力は最大38W(省電力モード時3W以下)。本体サイズは幅385×奥行き182×高さ385mm、重量は4.6kg。チルトは上30度、下5度。
『LSW10/100-24HW』 |
『LSW10/100-24HW』は、10/100Mbps対応の24ポートスイッチングHubで、全ポートがAuto MDI/MDI-Xに対応するほか、ポートごとに10Mbps/100Mbps、全二重/半二重を手動で切り替えられるのが特徴。MACアドレス登録数は4096。IEEE 802.3x、フローコントロール、バックプレッシャーに対応する。バッファーメモリーは768KBを搭載。データ転送速度は100BASE-TXで毎秒148810パケット。電源はAC100Vで、消費電力は最大16W。本体サイズは幅440×奥行き230×高さ44mm、重量は2.3kg。19インチラックマウント取り付け用金具が付属する。