(株)テンアートニと(株)データ変換研究所は1日、Linuxサーバー上で動作する全文検索エンジン『Akao(アカオ)』の販売を同日付けで開始すると発表した。
『Akao』検索結果の表示画面 |
『Akao』は、Windows NT/2000、Solaris、LinuxなどのマルチOS環境で管理されているドキュメントを、Linuxサーバー上で一括して検索/管理できる全文検索エンジン。 組織や役職などの個人情報を設定でき、それらによる検索結果の表示や管理などを行なえる。Microsoft Office/Adobe Acrobat/一太郎などの文書ファイルやBMP/JPEGなどの画像ファイル、CADファイルに対応可能。内部処理には、文中から任意の文字列を取り出して出現頻度を調べる“N-gram”方式を採用し、インデックスなどの文字情報はUnicodeで保存することにより国際化対応も容易だという。ウェブベースの管理ツールも搭載する。
価格は、100ユーザーライセンスで80万円、年間保守費用が12万円となる。動作環境は、Miracle Linux 2.0/Red Hat Linux 7.2、128MB以上のメモリー、10MB以上のハードディスク。なお、同製品の開発はデータ変換研究所が行ない、テンアートニが販売およびサポートを担当する。