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アミュレット、『Yellow Dog Linux 2.2日本語版』発表

2002年05月25日 18時02分更新

文● 編集部

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Yellow Dog Linux

アミュレット(株)は、米Terra Soft Solutionsが開発しているディストリビューション『Yellow Dog Linux 2.2』の日本語版『Yellow Dog Linux 2.2 日本語版』を発表した。

『Yellow Dog Linux 2.2 日本語版』は、『Red Hat Linux 7.2』をベースとして開発された、PowerPC搭載マシン上で動作するディストリビューション。開発はアミュレット(株)と米Terra Soft Solutionsが共同で行ない、インストーラーも一部日本語化されている。また、新たに『nVidia GeForce2』や『ATI Radeon』といったグラフィックカードをサポートしたほか、Mac OSエミュレータ『Mac-on-Linux』がMac OSのROMイメージをHFSパーティションから自動で検出できるようになるなど、設定が容易になっている。



『Yellow Dog Linux 2.2 日本語版』
『Yellow Dog Linux 2.2 日本語版』のデスクトップ。
『Mac-on-Linux』
『Mac-on-Linux』。

おもな仕様は以下のとおり。

  • カーネル 2.4.18
  • glibc 2.2.5
  • XFree86 4.2.0

動作環境は以下のとおり。

  • PCI仕様のPowerMacintoshシリーズ
  • メモリ……128MB以上推奨
  • HDD……2GB以上推奨

『Yellow Dog Linux 2.2 日本語版』は、5月29日より予約受け付けとダウンロードが開始される。製品版の出荷開始は6月8日の予定。製品版の価格は以下のとおり。

  • ノンサポート版……4800円
  • 60日間インストールサポート付属版……9800円

なお、アミュレット(株)は5月29日より行なわれるLinuxWorld Expo/Tokyo 2002の展示会場で同製品のデモを行なうとしている。

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