米Netscape Communicationsが公開した、『Netscape 7.0 Preview Release 1』の詳細をお伝えする。編集部では、『Windows 2000 Profesional(Service Pack 2)』がインストールされたマシン(Pentium III-500MHz、メモリ128MB)上で動作させた。
『Netscape 7.0 Preview Release 1』の概要
先日の速報記事でも紹介しているが、ここでまず、『Netscape 7.0 Preview Release 1』のおもな新機能をまとめてご紹介しておこう。
- Navigator
- タブ機能に対応
- フルスクリーンモードを搭載
- 「ダウンロードマネージャ」で、ダウンロード履歴、進行状況、ダウンロード先ディレクトリを閲覧する機能を搭載
- 右クリックで選択範囲語句を検索する機能を追加
- 印刷プレビュー機能を搭載
- Cookie受け入れをページ右隅に表示する機能を追加
- 新着メール通知機能を搭載
- メールを件名と差出人から検索する「クイックサーチ」機能を搭載
- 多言語対応、複数の言語のメールタイトルを一覧表示可能に(その言語のフォントが必要)
- 受信したメールにラベルを適用し色分けして表示する機能を追加
- SMIMEに対応
- Composer
- ネットワーク上にファイルを公開する「発行機能」を搭載
- アドレス帳
- 700件まで集積可能な集積アドレス帳を搭載
- メッセンジャー
- 『AOL IM』と『ICQ』を切り替えて利用することが可能
- 友達リストをサーバ上に保存することが可能、ほかのクライアントから参照できる
- そのほか
- 中国語(GB18030)、アラビア語、エスペラント語など多言語に対応
そのほか、レイアウトのバグ修正や、メモリ使用量を減らし無駄なコンポーネントを省くなどのパフォーマンス改善がなされている。また、Windows版の「簡易起動」機能がデフォルトでONになっており、高速な起動が可能になっている。