(株)ネオジャパンは、グループウェア『desknet's』を発売した。また、同社Webサイトで60日間無料体験版の配布も開始している。
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『desknet's』のメイン画面。 |
同社はこれまで、グループウェア『iOffice』シリーズを開発、販売しているが、今回の新製品『desknet's』は、より個人ユーザが使いやすいものになるように配慮し、業務アプリケーションとの連携強化やグラフィック機能などを強化したという。追加された主な機能は以下のとおり。
- 携帯電話、PDAなどのモバイル端末にデフォルトで対応
- 検索サイトを利用して『desknet's』内やWebを検索できる『desknet's ツールバー』を追加
- すべての機能に過去のデータを検索する機能を追加
- 重要なイベント情報をポップアップ表示する「付箋」機能を追加
- スケジュールやタイムカードのデータから自動で居場所を探しだし、スケジュールの通知や伝言などを行なう機能を追加
- メールなどから画像データのみを抽出し、サムネイル表示する「キャビネット」機能を追加
- マルチファンクションプリンタに対応し、コピー、FAXなどのデータを直接画像ファイルとして保存する機能を追加
『desknet's』はWindowsやSolaris、AIX、FreeBSD、Linux上で動作する。対応しているLinuxディストリビューションは以下のとおり。
- Turbolinux 3.0/4.0/Pro 4.2/Workstation 6.0
- Turbolinux Server 1.0/2.0/6.0/6.1/6.5/7.0
- Red Hat Linux 5.1/5.2/6.0/6.1/6.2/7.0/7.1/7.2/Server 6.0
- Kondara MNU/Linux 1.1
- Vine Linux 2.0
- Laser5 Linux 6.0/6.0Release 2/6.2/6.5
- プロサーバ for Linux 2.0
- Debian GNU/Linux 2.0
- Caldera OpenLinux 2.0/2.3/2.4
製品の価格は、『iOffice V3』と同じく、1サーバ5ユーザーライセンス版で3万9800円に設定されている。また、『iOffice V3』を導入したユーザーは、半年間は無料でバージョンアップすることが可能だ。
同社広報担当者によると、初めてグループウェアを導入するユーザーには『iOffice』、『iOffice』の機能に不足を感じ始めたら『desknet's』を利用するといったユーザー層を想定しているとのことだ。そのため、今後もしばらくは『iOffice』シリーズと『desknet's』をともに販売してゆくことになるという。
