A4 Mebius最新情報
SXGA+液晶モデルが登場!
冒頭で述べたように,本誌制作中の1月15日,PC-GP1シリーズの最新機種が発表となっている。新GP1シリーズはMobile Athlon 4-1.1GHz,15インチSXGA+対応液晶,40GB HDDにパワーアップされた上位モデル「PC-GP1-C5U」と,Mobile Duron-900MHz,15インチXGA表示,30GB HDD搭載の廉価モデル「PC-GP1-C5M」の2モデル。最大の注目ポイントは上位モデルの液晶表示解像度が,Mebiusシリーズとしては約1年前の「PC-RJ970R」や「PC-XJ800R」以来となる1400×1050ドットになった点だ。CPUとHDD容量,液晶以外のスペックはPC-GP1-C3U/C3Mを踏襲している(C5MのHDD容量は前モデルと同じ)。
価格はいずれもオープンプライスで編集部予想実売価格はC5Uが24万円前後,C5Mが20万円前後となっている。CPUやHDDのスペックアップはそれほど大幅ではないが,なんといってもSXGA+の高精細・高解像度表示が魅力的。新旧モデルの切り替わり時期でどちらのモデルも購入可能であろう2月時点で新旧GP1シリーズのいずれかを選択する場合,プラス数万円の出費でより高解像度の液晶を搭載したモデルを選ぶかどうかが判断の分かれどころとなるだろう。
Column ――開発者インタビュー
メビウスノート開発担当者に聞く!
――ターゲットとする顧客層は?
A4オールインワンノートPC GP1シリーズはPC初心者から上級者まで幅広い年齢層をターゲットとしています。特にPC-GP1-C3Uは高機能ノートPCとして,デスクトップ並の使い勝手を求めるユーザーをターゲットとしています。
――各機種の人気の要因をどう分析しているか?
Mebiusシリーズ共通のシルバーを基調としたデザイン、15型液晶・高速Athlon4・最大640MBのメモリなどの基本機能の高さ、本体に傾斜を持たせたキャンバスフォルムデザイン・大型キーボードなどの使いやすさがお客様に理解頂き、ご購入頂けていると考えています。
――製品のもっとも重要なコンセプトは?
デスクトップに劣らない使いやすさと高性能を重視して製品化しました。高性能化すると本体の熱設計が非常に困難となりますが,できるだけ小型になるよう設計を行ないました。
――デザイン面でのこだわりは?
BackSpaceやEnter、Shiftキーを大型化し,キー入力しやすいようにキャンバスフォルムデザインを採用し,全体に薄く見えるように本体下部を絞り込みカラーリングも工夫をしました。
――今後も追及するものはなに?
デスクトップを超える(完全なるリプレースを目指す)性能と使いやすさを追求して様々な提案をしていきたいと思います。
Mebius PC-GP1-C3Uの主なスペック | |
編集部予想価格 | 23万円前後 |
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CPU | Mobile Athlon 4-1GHz |
チップセット | VIA Pro Savage KN133 |
メモリ(標準/最大) | 256MB/640MB |
スロット数(空き) | 2(1) |
ハードディスク | 30GB |
光ディスク | CD-RW/DVD-ROM |
ビデオ | チップセット内蔵 |
サウンド | AC97準拠,ステレオスピーカ内蔵 |
液晶サイズ | 15インチ |
最大液晶解像度 | 1024×768ドット |
液晶輝度,コントラスト | 未公開 |
視野角 | 未公開 |
キーピッチ,キーストローク | 19mm,3mm |
特殊ボタン(閉鎖時使用,カスタマイズ) | なし |
外部インターフェイス | IEEE 1394×1,USB×4,LANポート,S端子,マイク,ヘッドホン/オーディオ/光デジタルオーディオ出力×1,パラレル,外部モニタ |
カードスロット | PCカードスロット(Type II×2/III×1) |
オプションベイ | なし |
本体サイズ | 幅324×奥行き277×高さ39~48mm |
重量 | 約3.8kg |
稼働時間(標準/最大) | 約3時間/なし |
充電時間(標準/最大) | 未公開 |
ACアダプタ(サイズ,ケーブル長) | 幅48×奥行き111×高さ28mm,約3m80cm |
リカバリ方法 | 付属CD-ROMから出荷時の状態に復帰 |
搭載OS | Windows Home Edition |
オフィスソフト | Office XP Personal |
ウイルス対策ソフト | McAfee VirusScan 4.5.1 |