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クリエイティブメディア、5.1ch対応スピーカーシステム『Creative Inspire 5.1 Digital 5700』を発表

2001年11月19日 23時54分更新

文● 編集部 中西祥智

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クリエイティブメディア(株)は19日、『Creative Inspire』スピーカーシステムの最上位機種で、5.1chサラウンド再生に対応する『Creative Inspire 5.1 Digital 5700』を、11月下旬に発売すると発表した。価格は4万4800円。

『Creative Inspire 5.1 Digital 5700』
『Creative Inspire 5.1 Digital 5700』

Creative Inspire 5.1 Digital 5700は、デコーダーアンプユニット、センタースピーカー、4基のサラウンドスピーカー、サブウーファーで構成するスピーカーユニット。同社では、パソコン用のスピーカーとしてだけでなく、オーディオ用のスピーカーとしても使用できるクオリティーを目指したという。

アンプユニットは24bitD/Aコンバーターを搭載、ドルビーデジタル(Dolby Digital)やドルビープロロジック(Dolby Pro Logic)、DTS(Digital Theater System)の、ハードウェアデコードが行なえる。パソコンや家庭用ゲーム機、DVDプレーヤーと接続するだけで、 5.1chサラウンドを楽しめるという。装備する接続端子は、入力が光オーディオ端子およびコアキシャル(同軸)端子、2系統のアナログ入力端子で、出力がセンタースピーカーおよびサラウンドスピーカー接続用のオーディオ端子、サブウーファー接続端子など。また、同社のサウンドカード『SoundBlaster Audigy/Live!』シリーズから入力できる“DigitalDIN”端子も装備する。本体サイズは幅7.5×奥行き17.0×高さ25.1cmで重さは1.2kg。

サブウーファーは、中央の隔壁によって2つの部屋(チャンバー)に分割した密閉型で、スピーカー背面の音を前面に誘導するポート(管)はない。これは同社の“Creative SLAM(Symmetrically Loaded Acoustic Module)”という技術によるもので、中央の隔壁にスピーカードライバーを搭載し、本体前面の振動版を響かせて音を出す。最大出力は30W。本体サイズは幅26.2×奥行き26.4×高さ28.4cmで、重量は4.7kgと重い。

左右のフロントおよびリアのサテライトスピーカーは、前面を湾曲させることによって、音圧を増大させ、指向性の高い高音域の音などが、クリアーに聞こえるという。最大出力は7Wで、本体サイズは幅9.6×奥行き11.2×高さ9.2cm、重さは0.5kg。

センタースピーカーも、前面を湾曲させている。セリフやボーカルなどのメインの音を大きく鳴らすため、サテライトスピーカーよりも大型になっている。最大出力は21Wで、サテライトスピーカーの3倍。本体サイズは幅16.6×奥行き10.8×高さ8.9cmで重さは0.8kg。

スピーカー全体の周波数帯域は35Hzから20kHz、S/N比は70dB以上。セットには、5基のデスクトップスタンドや各種接続ケーブル、ACアダプター、リモコンを同梱する。また、12月下旬には、赤と青2色のスピーカーグリルと、スピーカーフロアスタンドを発売する。価格は、スピーカーグリルが3980円、フロアースタンドが8800円となっている。

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