日刊アスキー Linuxでは、週間メールサービス『日刊アスキー Linux Weekly Newsletter』にて、読者アンケートを実施しております。このページでは、アンケートに寄せられたご意見を紹介いたします。
今回は、2001年9月3日配信号に掲載したアンケート「Linux関連企業は苦しいのか!?」の自由回答欄「Linux関連企業が生き残る道は何か? アイデアをご自由にお書きください」の結果です。
Linux関連企業が生き残る道は何か? アイデアをご自由にお書きください
- 一貫した低価格化!
- Linuxコミュニティとの連携、統合化。
- オープンソースを続ける。
- 情報部門のアウトソーシング。
- 企業ユーザーを多くする。
- Linuxのテクニカル面でのエキスパートとなり、ユーザーサポートを充実させる。
- 小さな企業が多いので小回りが利くことを生かし、大企業が手を出しにくい先端のサービスを提供する。
- 一般的にサービスで利益を上げようとしている企業が多いようだが、そのわりには肝心のサービスの質がひどすぎる。まずはまともな人材の確保が最優先だと思う。
- 「本物」のサービスを提供すること。
- 製品開発をして、それで商売するのはかなりつらいと思うので、サポートなどで食っていくしかないのでは?
- MicrosoftがOSのサポート期間を明確にしてきたが、企業での使用実態にだいぶ格差がある。サポート体制まで含めて、5年以上は安心して使える環境をLinuxで提供できれば企業ユーザーが増えるのではないか?
- Linuxソリューションサービスじゃないでしょうか。
- Support & Service.
- 企業向け顧客サービスに特化。
- 個人向けではなく、法人向けのサービスに徹する。
- ほかの企業がまねをできないほどのサポートをする。
- 開発側よりもサポートサービス側の業種。
- サポート力(技術力)。
- サポート。
- マシンの設定屋さんは生き残ると思います。ソフト開発はモデルを考えないと苦しいのではないかと思います。
- LinuxがGPLである以上、SIやサポート業務以外でLinuxビジネスが成功する道はないのでは。
- SIだろう。Linuxのみ(保守も含め)を売っていてもなかなか認知されないのではないか。SIとしてたまたまOSがLinux程度でよいのではないか。
- 迅速なサービスなど、昔からの営業手法が問われてくるのではないか?
- ソリューション?
- Windowsにできない技術提供(サポート)。
- Microsoft系のソフトと比較して、安くて使いやすいソフトを開発する。
- 少なくともWindowsやMacと対等になることは考えず、独自の道を突き進むべきだと思います。
- Linuxにこだわらずに、Windows系も含めたトータルなソリューションの提供。
- あまり好きじゃないけどWindows(または、Word、Excel)との親和性を強調する。
- 普通のマーケティングでよいのでは。Microsoftとの差別化。
- Linux上ですべてのWindowsアプリケーションが確実に動くツールを完成させる。
- 仕事としてやるならプロプライエタリなソフトを売る必要もあると思う。
- OSそのものではなく、アプリの質と流通度に尽きる。
- Linuxに対応した商用ソフトウェアの開発。
- 使えるソフトを増やす。
- レガシーデバイスに頼らない環境で、OS、アプリの構築。
- ソフトウェアに関していえばもっと商用のものが出てきてもよいと思っています。ただし、旧来の価格設定では売れないでしょう。マクドナルド式に薄利多売に真剣にとり組んで行ければ活路はあると思います。一発当てて濡れ手に粟という考えではGPLに慣れているLinuxユーザーには抵抗があると思います。
- フリーのものと商用のものとの違いを出すこと。たとえば、フォントをバンドルしているならX Window以外のTexなどでも完璧に使えるように設定しておくとか。
- GUI環境を整備する。
- 派手なGUIはもうたくさん。シンプルで実用的なGUIで、デスクトップ市場を奪取。
- やはりクライアントとしての使用価値を上げるべきだと思う。
- 日本語快適環境の開発。
- 一般人にも分かりやすくすることしかない。
- もっと簡単にしろ。
- ユーザーの声を製品に反映しやすい仕組みを構築すること(Linux関連企業に限ったことではないですが)。
- 利用技術が問題ではなく、ユーザーニーズに合った物を提供しましょう。
- Linuxに限らず、ユーザーを引き寄せるソフトウェアが鍵だと思う。
- 年代を問わない情報。
- サーバ市場でのシェア拡大(当面は)。
- Webサーバ構築の簡略化支援と業務アプリケーションソフトとの連携強化。
- 小さなシステムでの成功例を増やして信頼を得ることが先ではないのか? ニュースでとり上げられることだけがすべてではない。
- 企業へのネットワーク導入。
- ソースコード公開する、しないが重要な意味をもたない埋め込み関連なら……。
- 組み込み製品。
- 簡単にアイデアが出てくるなら、つぶれる会社はないのでは?
- 分からん。
- アイデアがあれば私が教えてほしいです。
- 分かれば苦労しないと思うが?
- ?
- 分かりません。
- 分からない。
- ちょっと浮かびません。
- 特になし。
- 模索中!
- 少数精鋭。
- 安さではなく(ほかのOSと比較しても)技術的に優れたものを持っていること。
- Linuxの特質を捉えたビジネスモデルを確立すること。
- 他社とは違う付加価値を。
- 一貫したテーマ&センスあるものを打ち出す。
- 他の業種企業と同じ。リストラだけでは生き残れない。
- Linuxに限らず使える資源をどう応用するかでしょう。
- 資金確保をしっかり考えるべき。
- 単にLinuxも1つの『部品』でしかないのを認識すべき。まずはそこから始まるのではないでしょうか?
- 新しいビジネスモデルの模索と定着、抽象的ですが……。
- メジャーになること。
- 原点に帰る姿勢を……!