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【試用レポート】これが『Visual Studio.NET 日本語版 Beta2』だ!!

2001年09月10日 21時04分更新

文● 岸本真二郎

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すでにProfessional版とEnterprise版といった次期Visual Studioの各エディションが発表されているが(Microsoftのリリース参照)、Prefessional版は、Enterprise版に比べてソースコード管理機能(Visual SourceSafe)、SQL Server、Commerce Serverといったエンタープライズ向けのツール、データベース関連ツールや、ソフトウェア・モデリングツールなどが含まれない。

現在MSDN会員向けに配布されているVS.NET Beta2のパッケージはEnterprise版である。これには、OSの構成を最新のものに修正するWindows Component Updateと、VS.NET Beta2本体のプログラムCD-ROM4枚で構成される。Windows Component Updateでは、プラットフォームに応じて、Windows Installer 2.0、Service Pack 2(Windows 2000)、Internet Explorer 6.0、MDAC 2.7などがインストールされる。

「Windows Component Update」
「Windows Component Update」VS.NETのインストールに先立って、コンポーネントの更新が行なわれる。これには、Service Pack2(Windows 2000の場合)、IE 6.0、MDAC 2.7、Windows Installer 2.0などが含まれる。

プログラムCD-ROMにはオンラインドキュメントであるMSDNライブラリと、.NET Framework SDK、エンタープライズ向けツールなどが含まれる。これに加えてソース管理を行なうVisual SourceSafeが提供されている。

一方、Tech Edで配布されたVS.NET Beta2のパッケージには、これらのCD-ROMに加えて、サードパーティが作成したサンプルプログラムが収録されたCD-ROMや、関連ドキュメントをまとめたCD-ROMが含まれている。

推奨動作環境

VS.NET Beta2では、インストール可能なプラットフォームとして、Windows XP Professional Beta2が加わっている。

「Visual Studio.NET Beta2の推奨動作環境」
CPU Pentium III クラス 600 MHz 以上推奨
RAM Windows 2000 Professional - 128MB 以上
Windows 2000 Server - 256 MB 以上
ディスク容量 システム ドライブ - 500 MB
インストールドライブ - 2.5 GB
OS Windows 2000
Windows XP Beta 2
Windows NT 4.0

プラットフォームとしてNTベースのWindowsが必要であるが、それ以外のハードウェアリソースはそれほど高いレベルは要求されない。

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