すでにProfessional版とEnterprise版といった次期Visual Studioの各エディションが発表されているが(Microsoftのリリース参照)、Prefessional版は、Enterprise版に比べてソースコード管理機能(Visual SourceSafe)、SQL Server、Commerce Serverといったエンタープライズ向けのツール、データベース関連ツールや、ソフトウェア・モデリングツールなどが含まれない。
現在MSDN会員向けに配布されているVS.NET Beta2のパッケージはEnterprise版である。これには、OSの構成を最新のものに修正するWindows Component Updateと、VS.NET Beta2本体のプログラムCD-ROM4枚で構成される。Windows Component Updateでは、プラットフォームに応じて、Windows Installer 2.0、Service Pack 2(Windows 2000)、Internet Explorer 6.0、MDAC 2.7などがインストールされる。
「Windows Component Update」VS.NETのインストールに先立って、コンポーネントの更新が行なわれる。これには、Service Pack2(Windows 2000の場合)、IE 6.0、MDAC 2.7、Windows Installer 2.0などが含まれる。 |
プログラムCD-ROMにはオンラインドキュメントであるMSDNライブラリと、.NET Framework SDK、エンタープライズ向けツールなどが含まれる。これに加えてソース管理を行なうVisual SourceSafeが提供されている。
一方、Tech Edで配布されたVS.NET Beta2のパッケージには、これらのCD-ROMに加えて、サードパーティが作成したサンプルプログラムが収録されたCD-ROMや、関連ドキュメントをまとめたCD-ROMが含まれている。
推奨動作環境
VS.NET Beta2では、インストール可能なプラットフォームとして、Windows XP Professional Beta2が加わっている。
CPU | Pentium III クラス 600 MHz 以上推奨 |
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RAM | Windows 2000 Professional - 128MB 以上 |
Windows 2000 Server - 256 MB 以上 | |
ディスク容量 | システム ドライブ - 500 MB |
インストールドライブ - 2.5 GB | |
OS | Windows 2000 |
Windows XP Beta 2 | |
Windows NT 4.0 |
プラットフォームとしてNTベースのWindowsが必要であるが、それ以外のハードウェアリソースはそれほど高いレベルは要求されない。