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TualatinコアのPentiumIII-Sでオーバークロックだ(その2)~白いマザー「ABIT CASPER」を使って~

2001年07月27日 00時00分更新

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●テスト環境とPC166サポートをうたうキワモノSDRAM

玄人志向のPC166 SDRAM
玄人志向のPC166 SDRAM

 今回のテスト環境とベンチマークテストは、前回のテストで使用したパーツ群とベンチマークテストプログラムから特に変更はないのだが、実は、こちらのレポートで紹介されたSDRAMがどこまで動作するのか気になっていたところに上述のマザーボードと共に編集部からこのメモリーが届いた。筆者が考えていた思惑は完全に見抜かれていたようでAkiba2GO!編集部もなかなか鋭く、手回しがすこぶる調子よい。その調子の良さにあやかってグングンとFSB設定クロックが高くできればおもしろいのであるが、そうは問屋が卸さないのがオーバークロックの世界である。



玄人志向のPC166 SDRAM
基板裏

【表2】玄人志向PC166 128MB SDRAMのテストパラメータ表

- テスト1 テスト2 テスト3
FSB設定クロック 133.3MHz 147MHz 153MHz
CAS Latency 2 3 3
RAS to CAS Delay 2 2 3
RAS Precharge Time 2 2 3
Cycle Time(Tras、Trc) 5/7 7/9 7/9

 実際のところ、現時点で「ST6E」とこのメモリーのマッチングは、あまり好ましいとは言えない。まず、【表2】に示した設定内容を順次試してみたのだが、最初にセットした「テスト1」のパラメータだとWindowsのスタンバイまで到達するもののSuperπをスタートさせると序盤でエラーを吐いてしまった。このメモリーのスペックを玄人志向のホームページで改めて確認すると、CL=2で使用するなら100MHzとなっているので、既に「キワモノ」の領域に突入したセッティングになっている。しかし、同じ条件で手持ちのApacer製128MB PC100 CL2スペックのSDRAMだとSuperπ104万桁は計算完了となるので、あまりさい先の良い出だしとは言えない。

FSB設定クロック172MHzでSuperπの104万桁が計算完了

 次に「テスト2」のパラメータだが、CAS LatencyとCycle Timeを緩和させてみたところ、Windowsのスタンバイまで到達できるFSB設定クロックは147MHz以下となっていてどうも調子が出ない。最後に「テスト3」の内容までメモリーアクセススピードを緩和させてみたところ、FSB設定クロック153MHzであれば全てのベンチマークが完了できたが、これ以上の周波数だと先と同じようにSuperπでエラーとなってしまう結果となった。ところが、試しに全く異なる環境でこのメモリーをテストしてみた結果、「テスト3」のセッティングであればFSB設定クロック172MHzでSuperπの104万桁がクリアできた。その環境とは、チップセットにIntel 440BXを搭載するAbit製「BH6 Rev1.2」にPentiumIII-533EBを組み合わせたセットなのだが、これはSDRAMメモリーの耐性チェック用にと筆者が以前から持ち合わせていた言わばテストマシンである。しかし今となっては構成パーツとスピードは旧世代となってしまった感が強い。だが、たかだかSuperπの104万桁が計算完了した程度だとしても、この玄人志向のPC166スペックに偽りはなさそうだ。なお、参考までにWCPUIDならFSB設定クロック190MHzをチェックしている。

玄人志向のPC166で190MHzのWCPUID(H.Oda!氏作)をチェック

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