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アイオメガ、リムーバブルストレージ『Peerless』を発表

2001年06月07日 21時02分更新

文● 編集部 中西祥智

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アイオメガ(株)は7日、リムーバルストレージ『Peerless(ピアレス) 10GB、20GB ドライブ・システム』を発表した。9月に出荷を開始する。

『Peerless 10GB、20GB ドライブ・システム』
『Peerless 10GB、20GB ドライブ・システム』

『Peerless』は、ノートブック向けの2.5インチハードディスクをケースに入れ、専用のベースステーションに挿しこんで読み書きを行なうリムーバブルストレージ。容量は10GBあるいは20GB。ベースステーション下部のインターフェースモジュールを取り替えることで、USBやIEEE1394など、さまざまなインターフェースに対応する。

左からインターフェースモジュール、ベースステーション、ディスクモジュール
左からインターフェースモジュール、ベースステーション、ディスクモジュール

使用するハードディスクはIBM製の『Travelstar 20GN』。回転数は毎分4200回転で、平均回転待ち時間は7.1ミリ秒、シークタイムは読み取り12ミリ秒、書き込み13ミリ秒などとなっている。ただし、ベースステーション側のインターフェースのスピードがUSB(毎秒1,5MB)やIEEE1394(毎秒15MB)であるため、ドライブ本来のUltra ATA/66の速度(毎秒66MB)は発揮できない。

『Peerless』のディスクモジュールは、ベアドライブが一式入っており、完全密封されている。ベースステーションと接続するコネクターは独自のもので、ディスクモジュールの取り出しはベースステーションのイジェクトボタン、あるいはパソコン上から取り出しを選択する(Macintoshではごみ箱に捨てる)と、ロック機構が解除されてディスクモジュールが少しせりあがり、あとは手で取り出す。

ディスクモジュール
ディスクモジュール。厚さは2cm。少し分厚いように感じられる

ベースステーションのサイズは幅12×奥行き8.5×高さ16cmで、重さは約430g。ディスクモジュールのサイズは幅9×奥行き2×高さ13.5cmで、重さは約160g。電源はACアダプター経由。対応OSはWindows 98/98SE/Me/2000およびMac OS 8.6~9.04。

価格はオープンプライス。米国での予定価格は、ベースステーションが359ドル95セント(約4万3200円)あるいは399ドル95セント(約4万8000円)。ディスクモジュールが159ドル95セント(約1万9200円)もしくは199ドル95セント(約2万4000円)となっている

アイオメガでは、『Peerless』を外付けストレージだけでなく、内蔵ディスク、特にパソコン以外の家電などの内蔵リムーバルディスクとして展開していくという。オーディオやビデオなどをデジタルレコーディングするメディアとして、『Peerless』を普及させること狙っている。

『Peerless』のアイコン
『Peerless』のアイコン

しかし、現在の業界の流れとしては、DVD-RやCD-R/RWなどがほぼ主流になっている。その中で、なぜ今回の『Peerless』やZipドライブのような磁気ディスクドライブを開発し続けているのか、という記者からの質問に対し、代表取締役社長の鈴木裕司氏は、光ディスクの市場では激しい価格競争になるが、磁気ディスクの分野では過去の技術の蓄積など、自社の技術力を有効に活用できるためだと話した。

代表取締役社長 鈴木裕司氏代表取締役社長 鈴木裕司氏

同社では、『Peerless』の出荷台数として、月産約5000台を見込んでいる。

また、Zipの場合、ドライブを1万円を切る価格で購入できる。鈴木社長は、この“1万円を切る”ことは大きな強みであり、今後とも需要はあるとしている。

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