Microsoftは5月9日、「Windows XP」を10月25日にリリースすると発表した。家庭向けの『Windows XP Home Edition』と、ビジネス向けの『Windows XP Professional Edition』の2種類だが、パソコンにプリインストールして提供するほか、単体版およびアップグレード版として販売される予定だ。Microsoftでは、創業以来最大のWindows販売数になると予測しているだけに、すでにWindows XPのWebサイト(www.microsoft.com/windowsxp/)では、10月25日までのカウントダウンが始まっている。
Windows XPのWebサイトでは、カウントダウンの時計が表示されている。 |
日本では4月24日、「Windows XP日本語版ベータ2」(Build 2462)と「Whistler Server日本語版ベータ2」を配布したが、米国でのベータテストは順調に進んでいる。今回紹介する「Build 2465」は、「Windows XP」の文字が初めて使われたバージョンだ。
このビルドでは、「User Interface」「Audio drivers」「Print drivers」「COM +」のほか、「Help and Support」「Some server components」への変更が行なわれた。また、「Internet Explorer」「Outlook Express」「Windows Media Player」の最新版が搭載されたのも大きな特徴だ。
その後、すでに「Build 2469」がリリースされており、「Networking、Net card drivers」などの変更や「Home Network wizard」「RAS client connection wizard」のアップデート、「Base/kernel/pnp/power management」の性能の向上がはかられたほか、セキュリティ関係、「Help」や「Remote Desktop/Assistance」の改良も行なわれている。ここで紹介する各画面は、Windows XPの「Build 2465」で変更された特徴が表れているものを選んだものだ。
そのほか、「Windows 2000 Service Pack2」の最終版のリリースや、「Internet Explorer 6.0」のビルドもどんどん更新されているので、これからはプログラムのリリース・ラッシュになるはずだ!