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Athlon-1.33GHzベンチマーク

Athlon-1.33GHzベンチマーク

2001年03月22日 18時36分更新

文● 丸尾

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AMDからAthlon-1.33GHzおよび1.3GHzが発表された。2000年10月末の1.2GHzの発表からしばらくぶりのクロック向上となるが、気になるのはやはりパフォーマンス。編集部でAthlon-1.33GHzを入手できたので、さっそくベンチマークテストの結果をお届けしよう。

 ベンチマークの環境は下の表のとおり。Pentium 4-1.5GHz、PentiumIII-1GHzの代表的な環境と比較しているが、今回メインメモリ容量のみ統一できなかった。ただ、メインメモリの容量はこのようなベンチマーク結果にはほとんど影響しないので十分参考にはなるだろう。

ベンチマーク環境
CPU Athlon-1.33GHz Pentium 4-1.5GHz Pentium III-1GHz
チップ
セット
AMD-761+VT82C686B i850 i815E
マザー
ボード
Gigabyte GA-7DX Intel D850GB Intel D815EEA
メモリ PC2100 DDR SDRAM
(CL=2.5) 256MB
PC800 RDRAM×2
128MB
PC133 SDRAM
(CL=3) 128MB
ビデオ GeForce2 Ultra
(64MB DDR)
GeForce2 Ultra
(64MB DDR)
GeForce2 Ultra
(64MB DDR)
HDD IBM DTLA-307030
(UltraATA/100)
IBM DTLA-307030
(UltraATA/100)
IBM DTLA-307030
(UltraATA/100)
OS Windows Me Windows Me Windows Me
追加ドラ
イバ等
AMD Miniport Driver Version 4.80、VIA IDE BusMaster Driver 2.1.50 、DirectX 8.0a Intel Chipset Software Installation Utility v2.80.008、Intel UltraATA Storage Driver Ver6.0、DirectX 8.0a Intel Chipset Software Installation Utility v2.80.008、Intel UltraATA Storage Driver Ver6.0、DirectX 8.0a

WV32-CPU

編集部オリジナルのベンチマークソフト「WV32」で整数演算(x86)、浮動小数点演算(x87)の演算性能を計測した。Pentium 4はSIMD演算に注力した設計のため、Athlonがダントツの1位となっている。数値はPentiumIII-733MHzを1としたときのもの。

Super-π

東京大学金田研究室開発の円周率計算プログラム。環境は1024×768ドット/16bitカラー。104万桁の計算を19回ループさせた時間。CPUだけでなく、メモリ、HDDなどシステムすべてに影響するプログラムだが、ここでもダントツ。この環境ではじめて100秒を切った。

SYSmark 2000

BAPCo製のベンチマーク。実際のアプリケーションのコードを使用し実利用環境をシミュレートするもので、Word 2000やExcel 2000、PowerPoint 2000などビジネスアプリからなる「Office Productivity」、Adobe Photoshop 5.5やCorelDraw9など、クリエイティブ系アプリケーション「Internet Contents Creation」2つの指標を掲載している。どちらもPentium 4-1.5GHzに勝利している。細かい項目別でみると、SSE命令を多用する「Windows media Encoder 4.0」のみPentium 4が勝っている。環境は1024×768ドット/32bitカラー。

3DMark 2000 Ver1.1

Madonion.comの有名な3Dベンチマーク。1024×768ドット/16bitカラー。Hardware T&Lは使わず、それぞれのCPUに最適化している。1.2GHzの時はPentium 4にかなわなかったが、今回は逆転を果たした。

3DMark 2001

Madonion.comの最新3Dベンチマーク。1024×768ドット/32bitカラー。かなり重い処理を含むヘビーなベンチマークだが、ここでもPentium 4に勝利している。

MP3&MPEG4エンコード

「e jay MP3 Plus 1.3」と「Windows Media Player 7.0」を利用して、WAVEファイル→MP3ファイル、AVIファイル→MPEG4ファイルへエンコードする時間を計測したもの。SSE2命令を使用するWindows Media Player 7.0ではさすがにPentium 4にかなわなかったが、SSE/3D Now!両方に最適化されているMP3エンコードでは上回った。

 結果だが、見ての通り、もはや一般のアプリケーションでの性能はダントツと言っていいだろう。SYSmark 2000でも、ビジネス系、クリエイティブ系アプリケーション両方でPentium 4、PentiumIIIに対して、20%を超える大きな差を付けている。FSBが266MHzに向上していることで大量データの処理性能も向上しており、SSEなどSIMD系演算を使用するアプリケーションでもかなりの健闘をみせている。ビジネスアプリケーション主体に利用する場合はもちろん最強だが、現時点でもっともバランスの良いハイパフォーマンスCPUと言えるだろう。

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