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富士通とソニー、3.5型MOの“GIGAMO”規格を2.3GB対応に

2001年03月22日 02時21分更新

文● 編集部

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富士通(株)とソニー(株)は21日、両社が共同で作成した3.5型光磁気(MO)ディスクの規格である“GIGAMO”を拡張し、2.3GB対応の規格を策定したと発表した。2.3GB規格は、これまでの128MB、230MB、540MB、640MB、1.3GBのメディアと互換性を持つほか、“メディアID機能”にも対応する。大容量化には、1.3GB規格でも利用された“磁気超解像(MSR:Magnetically induced Super Resolution)”技術や、ランド部とトラッキング案内溝内(グルーブ部)の両方に記録する“ランド/グループ記録方式”を採用した。今回、富士通がMOドライブを開発し、ソニーがメディアを開発したという。

規格概要
項目 GIGAMO 2.3GB規格 GIGAMO 1.3GB規格 ISO/IEC 15041規格
カートリッジサイズ 90×94×6mm 同左 同左
記憶容量(カートリッジ当たり) 2.3 GB 1.3 GB 540&640MB
セクターサイズ 2048B 同左 512&2048B
トラックピッチ 0.67μm 0.90μm 1.10μm
ビット長(MO部) 0.233μm 0.29μm 0.49μm
線記録密度ID部(channel bits/mm) 2200 2634 3125
線記録密度MO部(channel bits/mm) 6601 5268 3125
記録開始位置 外周 外周 内周

2.3GBの“GIGAMO”規格に対して、ドライブメーカーでは、オリンパス光学工業(株)、コニカ(株)が、メディアメーカーでは帝人(株)、日立マクセル(株)、三菱化学(株)、台湾のRITEK社(ライテック)が賛同しているという。

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