HTMLメールは送るべからず
機種依存文字は使うべからず
インターネットでは、「12」といった丸数字や、「III」といったローマ数字、「(株)」など1文字で表わされる括弧付き文字を使うことはできない。こうした文字(機種依存文字)は規格コード上の空いたところをメーカーが利用しているものにすぎないため、互換性がない。その結果、WindowsとMacintosh間で思わぬ文字として表示されたり、UNIXでは空白文字になってしまう。相手が間違いなく自分と同じ環境であることがわかっているときは構2ないが、そうでないときは使ってはならない。
メーリングリストではファイルを添付するべからず
メーリングリスト(ML)では、添付ファイルを送らないことが暗黙のルールである。MLにメールを投稿することは、参加者全員にメールを送っているのと同じである。添付ファイル付きメールは、総量にして膨大なデータをインターネットに流していることになるだけでなく、すべてのユーザーに読めるという前提もないまま不特定多数のユーザーにデータを送っていることにもなる。また、プログラムの添付ファイルはウイルスの格好の感染経路になる。セキュリティ上の理由で、添付ファイルの投稿を嫌がるML管理者も多い。
Fromフィールドを間違うべからず
メールアカウント作成時には、「Fromフィールド」で自分のメールアドレスと名前を設定するようになっている。これはメールの差出人として利用されるわけだが、この設定に誤りがあると相手に迷惑をかけることになる。メール クライアントで「返信」を行なうと、元メールのFromがToに自動的に設定されるためである。Fromフィールドの設定には間違いがないように注意すべきである。