初期不良率の低さと黒い基板、金メッキの端子やブラケット、チップクーラーでお馴染みとなった韓国のSUMAから、アナログフィルタつきのGeForce2 MX搭載ビデオカード「PLATINUM GeForce2 MX SIF」が現れ、OVERTOPが1万4800円、高速電脳が1万5800円で販売している。
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PLATINUM GeForce2 MX SIF |
“SIF”(SUMA Individual analog Filter)は、GeForce2 MXチップの内蔵DACから出力されたアナログ信号とビデオ出力コネクタの間を、専用の回路で結ぶ機構。ぱっと見たところ、カノープスのビデオカードが採用している“SSH”(Signal Super Highway)そっくりだ。SUMAでは、デジタル信号とアナログ信号を分離することにより、画質が向上するとしている。
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チップとSIFの距離はカノープス製に比べて近い。その分ノイズが乗りにくいかも?! |
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パッケージに貼られているSIFの構造解説用シール。カノープスによるSSHの説明と瓜二つで、対抗意識がうかがえる |
今回発売となっているのは標準的なD-Sub15ピン端子を搭載する“TYPE A”。高速電脳によればSIFの種類はTYPE AからTYPE Fまであり、BNC出力端子を持ったSIFや、D-Sub15ピン端子+DVI出力端子の両出力を持ったSIFがラインナップにはあるようだ。SIFの単品販売や、TYPE A以外のSIFを搭載するカードの発売予定もあるそうだが、現時点ではどちらも入荷未定とのこと。
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メモリは166MHz(6ns)のHyundai製SDRAMを搭載する。これは「PLATINUM GeForce2 MX GOLD EDITION」と同じだ。ちなみに、日本語マニュアルが付属する点も変わりない |
25日現在の価格情報
価格 |
ショップ |
\13,980 |
コムサテライト3号店 |
\14,800 |
OVERTOP |
\14,800 |
USER'S SIDE本店 |
\14,980 |
クレバリー1号店 |
\15,800 |
クレバリー3号店 |
\15,800 |
高速電脳 |
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