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ウルティマオンライン -第3の夜明け-

ウルティマオンライン -第3の夜明け-

2000年12月26日 20時47分更新

文● 内田

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 これらフィールドを動いているオブジェクトの3D化だけでなく、プレイヤーキャラクターの装備などが表示されるキャラクターウィンドウのグラフィックスも一新されている。このウィンドウのキャラもポリゴン化され、さらに、従来は1枚絵だったこの画像が、歩く、走る、魔法を唱える、武器を振るうなどのアニメーションをするようになった。現段階では大部分の洋服や鎧類、ヘアースタイルのグラフィックなど、かなり多くのパーツが実装されているが、愛好家の多い鹿/熊マスクや顔のヒゲなど、まだ未実装のものも残されており、ちょっと残念がるプレイヤーもいるかもしれない(笑)。もともと、“フィールド上のキャラ”とこの“キャラクターウィンドウのキャラ”のグラフィックスは、UOの世界に「ファッション」という要素を付加している部分。グラフィックスシステムの大変更により、ファッションの追求や街行く人の見物といった「楽しみ方」もさらに広がるのではないだろうか?

男ばかりで恐縮だが(笑)、キャラクターウィンドウの画面をお見せしよう。今のところ、帽子やエプロン、兜類などの装備や、ヒゲなどの細かい顔面パーツが未実装だが、キャラの見た目は大変貌。「銀行前ファッション見物」もまたおもしろくなりそうだ。

 現バージョンでは、未完成のグラフィックスデータが多かったり、テクスチャの継ぎ目付近で画像が一部乱れたり、オブジェクトのターゲット動作などの細かい部分のレスポンスが今ひとつだったりするところもあるし、クライアントの安定度にも難はあるが、なにぶんまだまだα版なので仕方のないところだ。それに、今まで自動アップデートにより幾度となくバグフィックスを繰り返してきたUOだから、おそらく現在のα版も、今後細かくバージョンアップしていき、完成度もそれにつれて上がっていくだろう。Digital Buyerでも、今後の動向をマークし、UO:3Dのもうひとつの大きな追加である「新大陸」の周遊と新生物見物、UOの魅力のひとつである「対人戦闘」をやってみた感触など、新たな情報などをゲット次第引き続き紹介していく予定だ。乞うご期待!

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