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提督の決断IV特別インタビュー

提督の決断IV特別インタビュー

2000年12月27日 01時41分更新

文● 中村聖司

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ドイツは艦上機仕様のジェット戦闘機が登場!

ドイツのメインマップ。大西洋に出るのは危険だろうから、資源は地中海からインド洋に掛けて獲得していくしかなさそうだ。

編 英独方面でプレイできるのは、今回が初めてですが、どういうゲーム展開になるのでしょう

開 ハッキリ言ってドイツはとびっきり難易度が高いです(笑)。イギリス海軍にガンガン攻め込まれます。ですので、イタリア海軍も併合するような形で、ローマも母港にできるようにしてます

編 えー!! では、ドイツの母港は事実上、守りきれないと?

開 いや、最終的にはギリギリ守りきれるぐらいの調整にするつもりですが、シビアはシビアですね。というのは、母港には未出撃の艦隊が集まっているわけですけど、戦闘に参加できるのは最大3個艦隊まで、という制限があるので、なけなしの主力艦隊が出撃中に狙われたりすると、母港のある海域をU-Boatだけで守り抜くのは難しいと思われるからです

編 そのうえドイツは空母向けに設計された航空機がないですから、艦隊が太平洋に出撃するだけでも大変そうですよね

アドリア海を彷彿とさせる夕方の模様。

開 そのとおりです。史実どおりにやってしまうと、ドイツがすぐ負けてしまう可能性が高いので、特別に陸上機を艦上機仕様にして、空母に載せられるようにしてバランスを取るつもりです。文献を調べてグラーフツェッペリン(ドイツ海軍唯一の正規空母)に載せるはずだった機体を艦上機にしました。さらに、艦上仕様のジェット戦闘機も用意します

編 おおおお! ドイツの後半はおもしろそうですね

開 メッサーシュミット系の戦闘機はだいたい艦上機にしちゃってます。フォッケウルフは検討中です

編 ドイツの空母は1隻だけ?

開 いえ、ドイツ海軍に編入されるイタリア海軍も空母を持っていましたから数隻はあります。新たに建造すればもっと増やせますよ

編 なるほど。話は飛びますけどオーストラリア海軍はどういう扱いになるんですか?

開 イギリス海軍に編入されています。だから、大西洋、太平洋ともイギリスはかなり強いですよ

編 日本でゲームを始めたとしますよね。南方をおさえつつ、アメリカと戦っていくと。で、仮に途中でドイツが負けたとしますよね。その場合、イギリス本国軍はこちらに押し寄せてくるんですか?

開 そうです。両方から攻められることになります。そういう意味では、ゲーム後半はまさに仮想戦に近い印象ですね

編 それは楽しそうですね。ところで、大西洋の資源事情はどうなっているのでしょう

開 ドイツはほとんど海域をおさえていない状態から始まるので、すぐ資源不足に悩まされるはずです。というのは、陸地からの資源は一切ナシという割り切ったシステムを採用していますから、海軍のおさえた海域で自給自足を考える必要があるからです。一方のイギリスは、インド洋や南方の海域を最初からおさえてますから、特に序盤は裕福です。アメリカの場合は、自給自足できるだけの資源を本国に持ってますので、一番ラクですね



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