ターボリナックス ジャパン(株)とインフォテリア(株)は9月21日、インフォテリアのXML開発ライブラリ「iPEX 2.0 for Linuxデベロッパーエディション」をTurboLinuxにバンドルすると発表した。
iPEXは、アプリケーションがXMLを処理するために必要な機能を備えた開発用のライブラリで、XMLパーサのほかDOM (Dynamic Object Model)準拠のAPIを装備、XSLT変換機能やXpath機能、XML Namespaceにも対応している。
バンドルされる「iPEXデベロッパーエディション」は、iPEXの製品ラインナップのうち一番新しいバージョンで、ソフトウェア開発目的ならば無償で利用できるライセンスで配布される。システムの実運用や再配布をするまでは製品を購入する必要がなく、非商用目的の無償配布を前提としたソフトウェアの場合は、インフォテリアのWebサイトで登録をするだけで無償で再配布を行なうことができる。
iPEXのバンドル対象となるTurboLinuxは、
- TurboLinux Workstation日本語版
- TurboLinux Pro 日本語版
- TurboLinux Server 日本語版
- TurboCluster Server
の4製品で、バンドルされる最初の製品としては、「TurboLinux Workstation日本語版 6.0 Limited Edition」の出荷が10月6日に予定されている。
