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鍵管理サーバとも同期する 商用PGPアプリケーション
日本ネットワークアソシエイツ
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電子メールとファイルの暗号化を実現する商用PGPアプリケーション。Network Associatesによる米PGP買収に伴い、「PGP Total Network Security」製品群に組み込まれた。Philip Zimmermann氏が開発し、全世界で400万人のユーザーがいると言われるフリーの暗号化ツール「PGP」を改良した商用製品が同製品である。
暗号鍵のビット長は128 bitで、テキストやマルチメディアデータなどを強力な暗号化処理で保護する。暗号化アルゴリズムは、共通鍵暗号にIDEA、CAST、Triple-DES、公開鍵暗号にはRSA、Diffie-Hellman/DSSがサポートされている。
同製品はExchange Mail Client及びOutlook 97／98、Eudora Proなどのセキュリティプラグインとして機能し、メッセージ及び添付ファイルの暗号化と、メッセージが途中で改ざんされていないことを保証するためのデジタル署名の添付が行なえる。また、メールと同様にローカルファイルの暗号化も行なえる。
S/MIMEと異なり、キーの正当性に関しては知り合っている2人が相互で本人確認を行なうことで、ユーザーを広げていく「信頼の輪」のフレームワークをサポートする。この相互認証モデルでは、第三者の認証局による証明書を必要としない。また、「PGP Certificate Server」を導入することで、鍵の集中管理も行なうこともできる。同サーバを導入することで、ローカルのキーホルダーとサーバのキーホルダーとの同期が行なえるようになるため、鍵をサーバ上で集中管理することが可能になる。ユーザーもキーIDや作成日付などを条件に、公開鍵の検索などが行なえる。また、キーの生成や環境設定等はウィザード形式で行なえ、管理者が事前に設定を行なうことで、ユーザーにさまざまな制御をかけることもできる。
最新版は5.5.5で、対応OSは、Windows 95／98／NT 4.0となっている。
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日本ネットワークアソシエイツ株式会社
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