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オムロンソフトウェア、GPLに準じた「FreeWnn」のダウンロードを開始

1999年07月07日 00時00分更新

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オムロンソフトウェア(株)は、ソースコードを公開した日本語変換システム「FreeWnn1.0/1.1」のダウンロードを開始したことを発表した。

「FreeWnn」は、これまでWnnコンソーシアムによりボランティアベースで開発されていた「Wnn4.2」のライセンスをGPLとして、新たに公開したもの。これまで「Wnn」には、フリーの「Wnn4.2」と、商用の「Wnn6」が存在していた。

今回公開された「FreeWnn1.0/1.1」は、機能的にはこれまで存在していた「Wnn4.2」とほぼ同じだが、これまで発表されていたアンオフィシャルパッチを追加することで、変換効率を向上させている。また、「FreeWnn1.1」には、サーバ部分に限りconfigure対応の機能が追加されているという。

「Wnn」は、'85年に京都大学、オムロン・アステックが共同で開発したUNIX用日本語変換システム。「Wnn」を広く普及することを目的に、'90年にWnnコンソーシアムが設立された。'87年にVer.2をフリーソフトとして公開して以来、 中国語変換システム「cWnn」、韓国語変換システム「kWnn」の開発などがボランティアベースで開発されていた。

だが、'95年に「Wnn6」が誕生してからは、Wnnコンソーシアムが事実上休眠状態であることから、フリーの「Wnn4.2」はメンテナンスされずに放置されている状態が続いていたという。

今回、ライセンスをGPLにすることで、オムロン独自の承諾条件がなくなったため、ユーザーは自由に改変、複製、配布が行なえるようになるという。今後の開発は、有志で結成されたFreeWnnプロジェクトが中心となって行なう。

対応OSは、Red Hat Linux 5.2、Slackware 3.6、Debian GNU/Linux 2.0の各ディストリビューションのほか、FreeBSD 3.1、Solaris 2.6。

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