ドイツのSuSE(スージーと読む)社は3日(現地時間)、『SuSE Linux 6.1』の出荷を開始したと発表した。
新バージョンではカーネル 2.2.5を採用。また、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)は、これまで採用していたKDEを1.1にバージョンアップしたほか、新たにGNOME 1.0を追加している。
このほかSuSE Linuxでは、米3Dfx Interactive社のグラフィックチップ『Voodoo1』、『Voodoo2』、『Voodoo Rush』をサポートしている(『Voodoo Banshee』、『Voodoo3』はベータ版のみ)。また、フィルタリング機能を持ったproxyサーバー『ijb』、チェコのNetBeans社が開発したJavaで記述したJFCフル対応の開発ツール『netbeans』(デモ版)なども含まれている。
製品版の価格は49.95ドル(約6000円)で、同社のホームページからの購入も可能。英語版、ドイツ語版などが用意されている。