昨年モデルで、フルHD(1920×1080ドット)& MPEG-4記録がほぼ一般的となったハイビジョンビデオカメラ。高画質化にも拍車がかかり、各メーカーの画質の違いが大きな注目を集めた。
今春のモデルはそんな流れを受けて、各社ともに実力をさらに練り上げてきた。注目したいのは、撮像素子を強化し、手ぶれ補正の性能向上や夜間など暗い場所でもきれいに撮れる低照度撮影の高性能化だ。
そこで、この春オススメの実力派機種として、キヤノン「iVIS HF S10」、パナソニック「HDC-TM300」、ソニー「HDR-XR520V」、三洋電機「Xacti DMX-HD2000」の4機種をピックアップ。今回は前編として、機能や使い勝手について解説する。また後日、後編として画質についての比較・評価もレポートする予定だ。
製品名 | iVIS HF S10 | HDC-TM300 | HDR-XR520V | DMX-HD2000 |
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メーカー名 | キヤノン | パナソニック | ソニー | 三洋電機 |
撮像素子 | 1/2.6型CMOS | 1/4.1型MOS×3 | 1/2.88型CMOS | 1/2.5型CMOS |
総画素数 | 約859万画素 | 約305万画素×3 | 約663万画素 | 約810万画素 |
動画記録画素 | 約601万画素 | 約207万画素×3 | 約415万画素 | 約531万画素 |
静止画記録画素(4:3) | 約802万画素 | 約232万画素×3 | 約600万画素 | 約800万画素 |
光学ズーム(動画撮影時) | 10倍 | 12倍 | 12倍 | 10倍 |
記録メディア | 内蔵メモリー(32GB)+SDHCカード | 内蔵メモリー(32GB)+SDHCカード | 内蔵HDD(240GB)+メモリースティック | SDHCカード |
バッテリー駆動時間(実使用時間) | 約60~65分 | 約60~65分 | 約45分 | 約80分 |
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 約70×136×69mm | 約70×141×72mm | 約71×134×75mm | 約90×54.5× 112.6mm |
本体重量(本体のみ) | 約450g | 約385g | 約510g | 約268g |