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開通前に高速道路を歩いてチェック! 「スカイウォークin晴海」に参加してきた!!

2009年01月27日 20時00分更新

文● 伊藤 真広

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レア車両にも乗れた展示ゾーン

 高速道路上を進んでいくと展示ゾーンに到達。このゾーンでは晴海線が完成するまでの計画書や、実際に建築されている様子がパネル展示されているほか、最新の道路技術や高速道路で活躍する車両などが展示されていた。
 展示されている車両の多くは、現役で活躍している車両にもかかわらず運転席に座ることができたため、親子連れが順番待ちの列を作っていた。パネル展示や技術の紹介コーナーでは担当者が詳細部分を説明していたほか、参加者の質問に答える姿もあった。

今回開通した晴海線の真ん中付近から東雲JCTの手前までに展示コーナーが設置されていた

首都高速道路湾岸線の有明入口で実際に使用されていた標識も展示

晴海線の開通する東京臨海地域の開発についてのパネル展示も行なわれており、今後の都市計画の一端を覗くことができた

晴海線で新たに採用された新型の床版の技術的な工法を解説するパネル。とはいえ、パネルだけで専門用語が多いため、担当者が丁寧に説明していた

こちらでは、新しいタイプの舗装と旧タイプの舗装を比較して展示

こちらは橋脚に使用されている材料などの解説をしていたブース。橋脚に入っている素材も展示されていた

高速道路では見かけることの少ない白バイも展示されていた。ベースとなった車種は不明。多分SUZUKIのバンディット1200ではないかと思われる

展示されていた車両の座席に座ることができた。特に本物の白バイやパトカーは子供たちに大人気で列ができるほど

警視庁高速道路交通警察隊に導入された、マツダのRX-8も展示されていた。うーんこれに追いかけられたら絶対に逃げる気はおきないな

おなじみのトヨタのランドクルーザーをベースの交通巡回車。この車の日々の活動で、高速道路の安全が守られているのだ

交通巡回車などの車両も運転席を開放されていたため、運転席に座って記念写真を撮る人が多く見られた

巨大なブレードアタッチメントが特徴的なウニモグは、除雪やガードレールの清掃といった業務を担当している

一見するとごみ清掃車のようにも見えるスイーパーは、車両の下に搭載されたブラシを使って路面の清掃などをする掃除屋さん

巨大なタンクを積んているのは散水車。この車両に搭載できる水は約8000リットルとのこと

展示車両の最後を飾ったのは、メンテナンスや修復などで大活躍の高所作業車

終点となる東雲JCT。右が浦安方面、左が横浜方面となっている。この写真は出口に向かってなので、進行方向とは逆向きから見た形となる

高速道路の上の赤じゅうたんが意味するものとは……

 展示ゾーンの先には、晴海線東側の終点となる東雲JCTが姿をみせたのだが、その手前には、なぜか椅子と赤じゅうたんが敷かれていた。高速道路には似つかわしくないこの設置物。いったいなぜ? と思った参加者も少なくないことだろう。
 実は第1回の参加者が東雲JCTに到達する11時から、公募で選ばれた1組のカップルが結婚式を挙げたのだ!
 新郎新婦の2人は、東雲JCTの湾岸線側から交通巡回車に乗って登場。開通前の高速道路上というシチュエーションのなかで、親類や友人、晴海線の工事関係者や首都高速道路株式会社のスタッフ、そして一般参加者に見守られて挙げた挙式は、一生の思い出となったことだろう。

高速道路上の赤じゅうたんと正装姿の人々は、見事なまでにミスマッチで、写真で見ると現実感が乏しいかも知れないが、本当にやったんです!!

ランドクルーザー2台に新郎、新婦は分かれて乗車して登場。JCTの合流地帯で見事に遭遇し、式は無事行なわれた。おめでとうございます

 結婚式も無事終了し、晴海線のスカイウォークを残り半分を残したところで、一般参加者の入場が始まってしまったため、ここから一般参加者たちに混じって、後半部分をお伝えしていこう。

(次ページへ続く)

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