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今年こそURLフィルタリング導入で業務を安全・効率的に

「サイトアンパイア」で管理者の心配事もシャットアウト!

2009年01月22日 13時00分更新

文● 大谷イビサ/ネットワークマガジン編集部 イラスト●kameyon

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「デフォルトルール」で簡単設定

 今回はヤマハの「SRT100」から試用してみたが、設定は実に容易だ。まず試用の前に、ネットスターのWebサイトからユーザー情報のほか、利用するルータの機種やMACアドレスなどを申請し、ライセンス登録を行なう。次にヤマハルータのWebブラウザの管理画面を開き、管理者向けのトップページから「セキュリティ」>「URLフィルター」を呼び出す。あとは「外部データベース参照型URLフィルターの基本設定」の「設定」ボタンを押し、起動したウィンドウから「ネットスター」を選択すればOKだ。これにより、ネットスターのURLリストを参照することが可能になる。

 「URLフィルター」をクリックし、ネットスターのサービスを選択し(左)「外部データベース参照型URLフィルターの基本設定」の「情報更新」ボタンを押すと登録が完了する(右)
「URLフィルター」をクリックし、ネットスターのサービスを選択し(左)「外部データベース参照型URLフィルターの基本設定」の「情報更新」ボタンを押すと登録が完了する(右)

 次にヤマハのルータでフィルターをかけるカテゴリの設定を行なう。「全インターフェイスのサマリ」からLAN→WANへ向かう方向(WAN側のインターフェイスの「OUT」、またはLAN側のインターフェイスの「IN」)の「設定」ボタンを押し、「外部データベース参照型URLフィルター」の「追加」ボタンを押すと、カテゴリを選択できるようになる。71カテゴリの中から、必要な分をチェックボックスで選択し、遮断か、通過か、さらにログの記録の有無を選択すればよい。

71カテゴリの中から、必要な分をチェックボックスで選択し、遮断か、通過か、さらにログの記録の有無を選択すればよい。
71カテゴリの中から、必要な分をチェックボックスで選択し、遮断か、通過か、さらにログの記録の有無を選択すればよい。

 とはいえ、専任の管理者のいない中小企業・中小規模オフィスでは、71あるカテゴリをすべて細かくチェックして、設定する余裕はないだろう。そのため、ネットスターでは業態別の推奨ルールを6つの「デフォルトルール」としてあらかじめ用意している。設定画面の一番上にある「ルールを選択する」というメニューリストで「企業」「官公庁」「大学」「高校」「中学校」「小学校」のなかから選択すればよい。フィルタリングを使ったことのないユーザーはまずこれを適用し、その後自社のポリシーに合わせて、適宜カスタマイズを行なえばよい。

ネットスターが推奨する6つのカテゴリからデフォルトルールを選択する
ネットスターが推奨する6つのカテゴリからデフォルトルールを選択する

 もちろん、さらに詳細なフィルタリング設定も行なえる。接続を許可するサイトを集めたホワイトリスト、接続を禁止するサイトをユーザーが登録するブラックリストなどを登録する機能のほか、任意のキーワードやIPアドレスを登録することで、そのキーワードを含むページへのアクセスを禁止することも可能だ。

まずは試用で実力をチェック!

 今まで、URLフィルタリングというと情報管理にコストをかけられる金融機関や大企業がメインであった。しかし、顧客情報の保護や従業員の効率的なインターネット利用、不正プログラムの防御などのセキュリティ対策は、中小企業であってもきちんと果たさなければならない責務といえよう。こうした中、コストや使い勝手といった面で、URLフィルタリングの敷居をぐっと下げたサイトアンパイアは、セキュリティ対策に即効性を求めるユーザーにとってぜひ導入を検討したい製品といえるだろう。まずは、30日間の試用をおすすめしたい。

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