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Macworld Conference & Expo 2009レポート 第1回

激ヤセの理由は「ホルモンバランスを崩した」

ジョブズ不在で騒然!? Macworld Expo直前レポート

2009年01月06日 11時00分更新

文● 小口博朗

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一番の注目は、やはり「ジョブズの健康」?

 前述のように、今年の基調講演はジョブズ氏ではなくシラー氏がプレゼンテーターだ。過去、基調講演でジョブズを支える役としてiChatの向こう側などで出演することも多かったシラー氏。一体、どんな話を聞かせてくれるのか。注目の舞台はモスコーニセンター・ウェストに用意されている。

モスコーニセンター・ウエスト

WWDCの会場にもなるモスコーニセンター・ウエスト。基調講演以外の催しは予定していないため、今日は閑散としている

モスコーニセンター・ウエストの入り口

入り口付近。明日は朝7時頃からここに長蛇の列ができるはず

関係者?

入り口の横には、何故かMacを操作する人が。何か撮影している雰囲気ではあるが、関係者なのか趣味なのかは不明

 例年であれば新製品の話題ばかりが脚光を浴びるのが常だが、今年はやはり事情が特殊だ。Macファンの中には、健康状態が芳しくないせいでジョブズ氏が基調講演に出演しないのではという憶測が飛び交っている。地元のテレビでもニュース番組でMacworld Expo開幕の話題を取り上げられていたが、やはり「ジョブズ不在」についても触れていた。

ニュース番組

Macworldの開催を報道する地元のテレビニュース。キャスターが注目していたのは、米国の景気が悪化する中、Macworld Expoで何が発表されるのか、ジョブズがいない基調講演はどうなってしまうのか、といったことだった

生中継

テレビ放映は生放送のようだったので、ホテルから会場前まで走り、中継終了直後と思われるカメラマンを意味もなく撮影してみた

 そんな状況を鑑みてか、ジョブズ氏は「ホルモンバランスが崩れ、健康を維持するために必要なタンパク質が失われて痩せてしまった。治療を始めているが、医者は体重が回復するのに今春後半まではかかるだろうと見ている」という声明を発表している(ニュースリリース)。

プレスリリース

ジョブズが健康状態について説明した声明は、朝のニュースでも取り上げていた

 それにしても、Macworld Expoからはジョブズの基調講演が消え、同じ1月に米国ラスベガスで開かれる家電見本市「International CES」からはビル・ゲイツ氏の基調講演が消えた(関連記事)。両者ともパソコン業界の立役者なだけに、時代の移り変わりを感じずにはいられない。

 それでもMacworld Expoの主催者であるIDGとしては、2010年もイベントの継続にヤル気十分のようだ。果たしてどうなることやら。

次の年

会場出口に設置されたMacworld 2010のバナー。「The start of a new era」(新しい時代の始まり)と書かれている

 ASCII.jpでは基調講演の終了後、そのレポートをお届けする予定だ。


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