このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

松村太郎の「ケータイが語る、ミクロな魅力」 第48回

ファッションを主張するドコモ新シリーズに思う

2008年11月20日 20時24分更新

文● 松村太郎/慶應義塾大学SFC研究所 上席所員

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ケータイはファッションを主張できるか?

 型番の命名ルールについてはシリーズ分けと連動しないなどの点で分かりにくさがあるものの、シリーズを細分化したり、メーカーのブランディングを認めるなど、ケータイ業界全体が動き始めようとしている。日本市場のケータイの飽和や、海外展開の遅れにどのように対処をするのか、これからさらに厳しい競争の時代が訪れることになる。

 技術のアピールから、少し視点を変えて、ファッションやライフスタイルからの提案へと変化を見せ始めたドコモと端末メーカー。持っている端末そのものの主張や、強い個性をより打ち出すことで、4シリーズよりもさらに多彩な性格付けがなされていくのではないか。そしてそのケータイの分類が、テクノロジーと共に海外にも通用するようになることを願うのである。


筆者紹介──松村太郎


ジャーナル・コラムニスト、クリエイティブ・プランナー、DJ。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ライフスタイルとパーソナルメディア(ウェブ/モバイル)の関係性に付いて探求している。近著に「できるポケット+ iPhoto & iMovieで写真と動画を見る・遊ぶ・共有する本 iLife'08対応」(インプレスジャパン刊)。自身のブログはTAROSITE.NET



■関連サイト

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン