CSSレイアウトで少々面倒なブロック要素の高さ揃えも、MJLを使えば簡単だ。親要素に「equalize」というクラス名を設定しておけば子要素の高さを自動的に揃えてくれる。たとえば、よく見かける2カラムのレイアウトの場合、次のようにシンプルに書けばいい。
<div id="container" class="equalize">
<div id="menu"> <!--左カラム-->
<ul>
<li>メニュー1</li>
・
・
</ul>
</div>
<div id="main"> <!--右カラム-->
<h2>見出し</h2>
<p>本文</p>
</div>
</div>
簡単・便利に使えるMJLだが、さらにありがたい点は、jQueryやprototype.jsといった他のJavaScriptライブラリを必要とせず、単独で動くこと。しかも、他のJavaScriptライブラリとも干渉しないように設計されている。
スタンダードなWebサイトの制作を効率的に進めたい――。MJLはそんなときにイチオシのJavaScriptライブラリだ。ミツエーリンクスのWebサイトでオープンソース(GNU GPL Version 3)として公開されている。分かりやすいドキュメントも用意されているのでぜひ使ってみよう。
