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安価で快適・好立地 今オススメのマンション選びはコレ!

リノベーションが実現する快適生活

2008年10月24日 12時00分更新

文● 渋谷康人 写真●猪股 良

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リノベーションマンションなら 新築よりはるかに安く購入できる

 今、新築マンションと比較すると、このリノベーション・マンションには数多くのメリットがある。

 まず最大のメリットは、新築マンションよりもはるかに安い価格で購入できること。ベースとなる中古マンションの価格は築年数やエリアで異なるので一概には言えないが、築20年以上なら特に安い。リノベーションにどれくらいお金をかけるか次第だが、最終的な費用が、同等の条件の新築物件の半額以下ということも珍しくない。

 さらに、新築マンションとは異なり、お膳立てされたプランに縛られることなく、すべてを自分の好きなようにデザインできる点も大きな魅力だ。

好みのテイストに仕上げる

自分好みの空間に

既存の物件の仕様にとらわれることなく、木目を生かした暖かみのある雰囲気に仕上げたり、モノトーンのシンプルな空間に変更することも可能だ


 リノベーションの楽しみは、何といっても好みのテイストに部屋を仕上げられることだ。壁や床材の変更はもちろん、家具などのインテリアまで、トータルでコーディネートできる。特に部屋に合わせた組み込み収納や家具は、スペースも有効に使えてオススメ。新築マンションのフリープランでは、変更を加えるたびにコストがかさむが、リノベーションではコストを含めて選択の幅が広い。物件を探しながら、自分の部屋のイメージを考えておくことも大切だ。

 また新築マンションの多くは、用地調達の難しさから、たとえ駅近くとはいっても都心から離れたりと不便な立地が多い。リノベーションのベースになる中古マンションは都市部にも豊富にある。つまり、通勤やショッピングに便利な場所に住めるというメリットも見逃せない。

 そしてこの立地の良さは資産価値の高さや、賃貸/転売のしやすさにつながる。郊外の新築マンションを売却したり賃貸しようとしても、今はなかなか買い手や借り手がつかないうえに販売価格や家賃も低くなってしまう。しかし、利便性が高い立地で、最新の設備を組み込んだリノベーション物件ならその心配は少ない。

 また、中古マンションにつきまとう最大の不安、建物の品質の問題もかなり解消される。リノベーションの際にスケルトン状態にすることで、自分の目で状況を確認して対応できるため、品質的にはリフォーム済みの中古マンションよりもはるかに安心だ。

最新の設備を導入

キッチンも要求どおりに

新築マンションでは不可能な「キッチンには業務用のレンジを入れ、照明は間接照明に」といった希望も、リノベーション・マンションなら実現できる

 リノベーションを行う際、スケルトン状態から設計すれば、電源や水回りの自由度も格段に上がる。例えば、天井や壁に間接照明を埋め込んだり、コンセントを希望の位置に設置したり、床暖房など、表層的なリフォームでは導入できない設備も組み込める。また、キッチンや浴室のスペースを見直せるため、古い物件にはサイズが合わない最新のシステムも導入できる。ただし、床や天井に使える素材が決められている物件もあるので、事前に確認しておく必要がある。

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