メール機能の便利さを再発見
メール機能である「Opera Mail」には、新たに「低速回線モード」が追加された。いきなりメールを読み込むのではなく、件名のみを読み込む。
これは回線速度の遅いモバイルでの使い勝手を意識したものだろう。実際、電波の悪い外出先などでメールを見るときに重宝する機能だ。
低回線モードを試してみるためにOpera Mailを改めて使ってみたところ、かゆいところに手が届く気配りにちょっと感動した。
Gmailアカウントの場合、自動でメーラーの設定をしてくれることは前の記事でも紹介したが(関連記事)、自動でメールからメーリングリストのみを抽出する機能が備わっていた。
もちろん「Thunderbird」などでもフィルタを設定すればやってくれるのだが、Opera Mailはデフォルトで仕分けしてくれるのが気が利いている。ブラウザーのメーラーなんて今時使わないだろう、と思っていたがなかなか侮れない。
そのほか、ニュースフィード(RSSリーダー)もメールと同じように、最初にプレビューを表示するようになっている。
OperaのRSSリーダーは2ペインだが個人的には3ペインが使いやすいと思っているので、Opera Linkへの対応も含めてOperaのRSSリーダーにはさらなる改善を期待したい。