部屋の中は意外に暗い。子猫は動き回るから、油断するとすぐブレて写っちゃう。かといってフラッシュは使いたくないし、以前紹介した「バウンス発光技」も、猫にとっては気になるようで、頻繁に使うのはよくない。
というわけで、「明るいレンズを使えば室内でもブレずに猫を撮れるぞ」の回である。お薦めは「50mm F1.4」というレンズ。今回はシグマの「50mm F1.4 EX DG HSM」を借りて撮りまくってみた。
F1.4の「1.4」はレンズを一番明るくしたときの絞り値(開放F値という)。この数値が小さいほど明るい=シャッタースピードを速くできる。一般的なズームレンズは広角側でF2.8かF3.5。例えばF3.5で1/30秒でしか撮れない場所でも、F1.4なら1/160秒で撮れる。このくらい違うので、さらに感度を上げてやれば、夜の室内でもじゅうぶんOK。
この連載の記事
-
第897回
デジカメ
ミニドローン「HOVERAir X1 Smart」で猫と遊んでみた! 猫は興味津々で画質もなかなかいい -
第896回
デジカメ
速いAFのおかげで撮りやすい! チャーミングでほほえましい猫のあくびの瞬間を集めてみた -
第895回
デジカメ
ニコン「Z50II」はベーシックながら動く猫もしっかり撮れる“ちょうどいい”ミラーレス一眼だ -
第894回
デジカメ
寒くなる折、猫が気持ちよさそうに撫でられてる暖かそうな“ほっこり写真”を集めてみた -
第893回
デジカメ
さすがフラッグシップ! キヤノン「EOS R1」は猫の一番いい瞬間をピシッと撮ってくれた -
第892回
デジカメ
ライカ風の画作りが楽しめる「Xiaomi 14T Pro」 動いてる猫もブレずに撮れて独自のフィルターも効果的! -
第891回
デジカメ
軽くて小さい富士フイルム「X-M5」が登場! いろんな猫をいろんな「フィルムシミュレーション」で撮ってみた -
第890回
デジカメ
プロ向け動画カメラ、パナソニック「LUMIX DC-GH7」の4K動画から一番カワイイ瞬間を切り出した! -
第889回
デジカメ
ズーム操作も快適! 機動力が高い「iPhone 16 Pro」のカメラコントロールで秋の外猫を望遠撮影 -
第888回
デジカメ
予定よりも早く届いた「iPhone 16 Pro」 2倍&5倍望遠や「カメラコントロール」を使って猫撮影 -
第887回
デジカメ
iPhone 16 Pro発売記念! 歴代iPhoneで撮った懐かしい猫写真を発掘【iPhone 7 Plus~15 Pro Max編】 - この連載の一覧へ