24時間戦えるマッチョなノート
イベントでは、そのほかにも新製品が発表された。注目の製品を見ていこう。
ビジネスユーザー向けノートパソコン「HP EliteBook 6930p」は、なんと最大24時間の超長時間駆動が可能。本体付属の6セルバッテリーに加えて、背面後方に12セルのセカンドバッテリーを装着することで、この駆動時間を実現している。
これだけのバッテリーを積めば、かなりの重量になりそうだが、装着状態での重量は不明(本体のみなら2kg超)。モビリティーには欠けるが、2~3日の短期出張をACアダプターなしでこなせる点に魅力を感じるビジネスユーザーは少なくないだろう。
大画面もひとつのトレンドに
コンシューマー向けのハイエンドノートとして、新たに「HP HDX Premium」シリーズが登場した。16型ディスプレー搭載の「HP HDX16 Premium」と、18.4型ディスプレー搭載の「HP HDX18 Premium」の2モデルがラインアップされている。
両機種ともディスプレーはフルHD解像度(1920×1080ドット)で、BD-ROMドライブを選択可能。GPUにはGeForce 9600M GT(512MB)を内蔵するほか、HDX18はCPUにCore 2 Quadプロセッサー(2.53GHz/1066MHz FSBとあるので、未発表CPUか?)を選択可能など、ハイエンドを名乗るに相応しい性能を備えている。
パソコンではそのほかに、タッチ操作可能なディスプレー一体型パソコン「TouchSmart」(関連記事2)シリーズに、より大型の25.5型液晶ディスプレーを搭載した「HP TouchSmart IQ800」が目を引いた。大画面を指先で自在に操作する様子は、実に快適そうだ。
新インクカートリッジ搭載の複合機も
プリンターでは、5つのインクを使う新型プリンターが発表された。最上位機種のオールインワンプリンター「HP Photosmart C6380」は、無線LAN機能を内蔵し、ワイヤレスでの手軽な印刷を特徴としている。
これらの製品は、いずれも日本での発売時期や価格は未定。特にノートパソコンは人気を呼びそうな製品が多いため、日本市場への投入が待ち望まれるところだろう。