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ディスクユーティリティーソフト

レビュー:Drive Genius 2

2008年08月29日 18時00分更新

文● 服部孔明

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一見わかりにくいパフォーマンスの向上

 ハードディスクの価格が大きく下がった最近では、大容量のハードディスクを利用しているユーザーも多いだろう。そういった面からも、新バージョンのパフォーマンス向上に大きな期待を寄せているはずだ。そこで、もっとも頻繁に行うであろう「修復」の「検証」作業で前バージョン(1.5.3)と処理時間を比較した。その結果、ほぼ同等のパフォーマンスを記録するにとどまった。

Drive Genius 2

Mac Pro(2.8GHz×8コア)にFireWire 400で接続した容量74GBのハードディスクに対して、「検証」を実行。3回計った平均を表示したが、ほとんど差は出ていない

 しかしメーカーによると、実は新バージョンでは検証項目が増えているとのこと。つまり、パフォーマンスは向上しているのだが、そのぶん検証項目も増えているため、結果的に作業時間に大きな変化はないということだ。


【Conclusion】
○  親しみやすいグラフィカルなインターフェースと高度なドライブ管理機能を併せ持ち、初心者からベテランユーザーまで幅広くサポートする。

×  前バージョンに比べ、全体的な反応/動作が鈍い。特にDVDから起動したときはアニメーション機能をオフにできないため、余計緩慢に感じる。

(MacPeople 2008年10月号より転載)


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