機能が整理されたインターフェースに一新
【SPEC】 開発元●米プロソフトエンジニアリング社 販売元●アイギーク(株) 価格●1万2880円(通常版)、7560円(アップグレード版) http://www.igeekinc.com/ 対応システム●OS X 10.4.9以上 (Leopard対応) 対応機種●クロック周波数1GHz以上のPowerPC、またはインテルCPUを搭載したMac(アニメーションはQuartz Extreme対応機種のみ) |
【COMMENT】
米国のアップルストアでは、プロケアメンバーの公式ツールとして利用されている。これほど実績あるソフトの価格としてはまずまず。
「Drive Genius 2」は、ハードディスクの診断/修復/最適化──などを行う総合ディスクユーティリティーソフトだ。パーティーション管理やクローン作成機能なども備えており、ディスクメンテナンスに必要なひと通りの機能を有している。
新バージョンでまず目を引くのは、機能ごとに異なる大胆なアニメーションを採用した斬新なインターフェースだ。メイン画面ではLeopardのCover FlowやTime Machineを思わせるアイコンリストから、使用する機能を選択する。
主な機能は前バージョンと同じだ。選択したドライブ/ボリュームの状態をレポートする「情報」、ボリュームを検証し問題があれば修復する「修復」、断片化したデータを最適化する「デフラグ」──など、使用頻度の高い機能がメイン画面に登録されている。
また「続き」をクリックすると別画面に移動する。初期化せずにボリュームの分割や編集ができる「パーティション」、ドライブ/ボリュームをコピーしてクローンを作成する「複製」、メディア上のデータをバイト単位で編集する上級者向け機能「セクター編集」──など、こちらはより専門的なツールがまとめられている。
起動ボリュームに対する作業には付属の起動DVDを使う。システムはOS X 10.5.3ベースなので、Leopardのボリュームにも安心して利用できる。
大幅な改良がされたインターフェースをはじめとして、さまざまな面で使いやすさを意識しており、幅広いユーザーレベルに対応しているのでお勧めだ。
(次ページに続く)