(株)メディア・インテグレーションは5日、米ソニック・リアリティー社のドラム音源「Ocean Way Drums」を7月11日に発売すると発表した。
量子化ビット数とサンプルレートが24bit/96kHz版と24bit/48kHz版の2バージョンを収録する「Platinum」と、24bit/48kHz版を収録する「Gold」の2種類を用意。メディアは、「Platinum」が音源を保存した外付けハードディスクで、「Gold」はDVD-ROM。価格は順に28万1400円、13万8600円だ。
「Ocean Way Drums」は、グラミー賞受賞エンジニアのアラン・サイズのスタジオ「Ocean Way Studio」で録音したドラムサウンドを提供するソフトウェア音源。ドラムキットは19種類で、各キットはスネアを外した状態での録音も収録しており、共振音があるサウンドとないサウンドを選べる。
マッピングは、独自規格の「I-Map」のほか、ローランド(株)の電子ドラム「V-Drum」シリーズにも対応する。プレーヤーソフトは、独ネイティブ・インストゥルメンツ社のプレイバックサンプラー「Kontakt Player」を採用している。
「Platinum」の外付けハードディスクは高速な1万回転タイプで、インターフェースはUSB 2.0とFireWire 800(変換ケーブルを使えば400にも対応)。認証のために、インターネット接続環境が必要だ。なお、「Platinum」には、「Gold」のDVD-ROMも付属する。