【ポイント2】テレビって面白いと気付かせる
子供のころは毎日楽しみにテレビを観ていたのに、気付いたらテレビをまったく観なくなってしまった。そんな大人は多いのではないだろうか。いつしか興味もなくなって、夜遅く帰ってきて深夜番組を適当に流しながら、生活しているだけという人も多いだろう。
そんな人にオススメしたいのが「スクリーンセーバー」機能である。
SPIDER zeroを待機状態にしておくと、録画された番組(やCM)がランダムに表示されるスクリーンセーバーが起動する。この画面を見るともなしに見ていると、「おやっ」「あれっ」と引っかかる番組に出会うことがある。例えば、意外に深い内容の教養番組がやっていたり、面白いドラマに見入ってしまったり……。テレビでは、こんなにいろいろなタイプの番組が放送されていたのかと再認識させられることが多い。
さらに感動的なのがSPIDER zeroから新たに搭載された「みんなの感想」機能である。メインメニューの「コンシェルジュ機能」の下にある、SNS的な機能で、簡単に感想の投稿と共有ができる。ほかのユーザーの感想を参考にして、いま何が受けているのか、どんな番組が面白いのかという「発見の機会」が増えた。
テレビなんか「面白くない」と断言する人こそ、SPIDER zeroを体験してほしい。SPIDER zeroには、番組だけでなくCMも保存されているので、思いもよらぬ商品や自分の知らないタレント、良くできたBGMなどに出会うことがある。
【ポイント3】すごすぎる検索機能
テレビ番組を見る際には新聞のラテ欄やテレビ雑誌を参考にするという人が多いだろう。最近では電子番組表(EPG)も普及してきたので、その機能を利用している人もいるだろう。
EPGでは、番組名や放送時刻など基本的な情報に加えて、番組の簡単な内容や出演者などの情報が含まれているが、SPIDERのEPGには、一般的なEPGがフォローし切れていない、詳細な情報が含まれている。
これを利用したのが「つながり検索」という機能。例えば、お気に入りのタレントやアイドルがいたとする。SPIDERのEPGには、番組だけでなく期間内に放送されたCMの企業、商品名、出演タレント、さらにはそこでかかっていたBGMの曲名やアーチスト名まで記録されている。つながり検索は、これらのメタ情報をキーにして、関連した全番組をCMを含めて一網打尽にしてくれるのである。
DVDレコーダーのEPGでも、タレントやアイドルをキーワードにした絞り込みが可能だが、番組と一緒に放送されたCMまで検索できる番組表というのはあまり聞いたことがない。SPIDER zeroでは、法人向けのSPIDER Proにはなかった「Wikipedia」検索の機能も追加された。
Wikipediaは、タレントやアニメなどの情報が充実している。たまたま観たCMに出演していたタレントがどんなプロフィールを持っているのか? 面白い映画やアニメを観た後で、同じ監督の別の作品を知りたい! など、さまざまな応用が考えられる。作品の背景を知ることはもちろん、新しい作品との出会いの機会も生むだろう。