「もし女子高生の関羽さんが本当にいたら……」
というコンセプト
「一騎当千Great Guardians」からは関羽 雲長さんがリアルアレンジされて登場! 「もし女子高生の関羽さんが本当にいたら、こんな感じじゃネーか?」と、フィギュア業界に巨大な小石を一石投じた作品である!
体のラインは非常にリアル。頭身は、一般の女子高生よりやや高めなので、モデルなみの小顔になっている。そして髪の毛も、アニメや漫画ベースの関羽さんより細くバラバラになった造型だ。
スカートは前が、セーラー服は背中が破れたダメージ仕様となっており、清流刀のメタル感は素晴らしいデキだ!
少し横から見るとこんな感じだ。
鼻の穴もあり、リアルな口周りの造型は、薄っすらと歯も見え、確かに人間の息吹を感じる作り! さらにセーラー服とスカートはキャストオフ可能となっている。
正直に言おう!
コンセプトがコンセプトだけに、筆者もどう説明すりゃいいのか分からんっ!
なかなかにライター泣かせの関羽さんである。
「女子高生の関羽さんが本当にいたら」というだけに、顔はアニメ版とはまったく異なる。とはいえ、誰がどう見ても、これは関羽さんなワケで、リアルアレンジ版としては文句ない作品。
そして正面から見ると……。
そうかっ! 謎が解けたっ! これは
一騎当千の関羽さんのコスプレをした、リアル女子高生をフィギュア化したものっ!
これだっ! そう考えればすべてのつじつまが合う!
なおスケールは1/6でかなり大きめ。指先まで高さだけで約250mmあるので、となりに1/8スケールフィギュアを置いてもまだデカイという迫力。
また商品名には「リアルアレンジ001」とあることからして、シリーズ展開が予定されているようだが、002が出るのかどうかは不明である。
1/6スケール「リアルアレンジ001 一騎当千Great Guardians 関羽 雲長」は、ダイキ工業より10月に発売される予定で、価格は1万3440円となっている。価格はスケールが大きいため少し高めだが、PVC製のペイント済みフィギュアだ。
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