このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

エンコードテクニック虎の巻 第6回

縞シマノイズを完全消去!【インターレース解除編】

2008年06月19日 21時00分更新

文● 藤山 哲人

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

4)DivXの設定を行なってムービーを出力する

 筆者が出力したムービーは、次からダウンロード可能だ。

 先ほど影が出ていた場所の映像を見てみると、ご覧の通りである。

600フレーム目

先の映像は30fpsだったため、24fps化した映像ではフレーム番号が異なる。これは600フレーム目の映像

600フレーム目

こちらも影のないフィルム映像になった

 全画面表示しても、MPEGの弱いシーンをよっぼど注意してみていなければブロックノイズはほとんど見えないレベルだ。ただコマ送りで見ると、粒子や雨、グラデや爆発シーンなどでブロック化しているのが分かるだろう。いや、それ以上に

 コマ送りで見るとかなりスプラッタ!

 といういうことで、画質向上の基本に戻ってビットレートを1000kbpsから2000kbpsまで上げてエンコードしたのが、次の映像だ。

 AviUtlを使ったエンコードは、これで終了だ。DivXのVBRを使ったエンコードは、もうお手の物となっただろう。
 さて「エンコード虎の巻」第1期は、残念ながら今日で終了。しばらく(2週間ぐらいかな?)置いて、次回は高画質MPEGエンコーダの代名詞とも言える「TMPGEnc」を使って、DVD用のMPEG-2や話題のMPEG-4(H.264)のエンコードをしてみよう。 

前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ