オプション項目で効果的なフィルタリング
より正確なフィルタリング実現のためにカスタマイズをしよう。
まず、「概要」タブのオプション設定で自分のメール環境に合わせてチェックを入れる。
導入直後は特に判定を誤ったメールをメールソフト上で学習させなければならない。
事前にホワイト/ブラックリストのオプション設定で、自動的に差出人をリスト登録するようにしておくとそれ以降の手間が省ける。
また、語彙フィルターのプリセットには日本語がないが、学習できるので次第に誤判定も減るだろう。
URLや添付ファイルに関してもプリセットされているものの、同様に自分に適した判定を行うよう学習や手動の追加が可能だ。
【Conclusion】
○
わかりやすいインターフェースで操作しやすい。自分の環境に合わせて、フィルターをカスタマイズできるチェック項目が用意されており便利。
×
検知されたマルウェアを隔離する機能が追加されたが、そのマルウェアに本当に悪意があるのかどうかをユーザーが判断できる仕組みがない。
(MacPeople 2008年7月号より転載)
