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インターネットに潜む魔の手からMacを守る

インテゴ、セキュリティーソフト6製品の最新版を一挙に発表

2008年01月18日 23時31分更新

文● MacPeople編集部

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インテゴジャパンは15日、同社のセキュリティーソフト群6製品の最新版「X5」シリーズを発表した。国内では(株)アクト・ツーが日本語版を販売する予定だが、発売日と価格は未定。

Personal Backup X5

「Personal Backup X5」(パッケージは英語版)

Personal Backup X5」は、ハードディスクのクラッシュなど不測の事態に備えて、大事なデータを外付けハードディスクやサーバー、光学メディアへ定期的に保存してくれるバックアップソフトだ。バックアップを実行する間隔やデータの種類も、ユーザー側で任意に指定できる。

新しい機能としては、バックアップする項目をひと目で確認できるプレビュー、CD/DVDなどのメディアにバックアップする際に複数枚のメディアに分割、バックアップ先のサーバーを自動でマウント、Macがスリープ状態でも自動で解除してバックアップを実行——などの機能がある。また2台のMac間でファイルの受け渡しをスムーズに実行できる「同期」や、バックアップ場所のデータを手軽にほかのパソコンに移行する「移動」なども備える。対応システムは、Mac OS X 10.4以上。


NetBarrier X5

「NetBarrier X5」(パッケージは英語版)

NetBarrier X5」は、インターネット使用時に発生するウィルスや情報漏洩、ハッキングなどを監視するインターネットセキュリティーソフトだ。難しい設定は必要なく、誰でも簡単に操作できる。

ネットワークをフィルタリングして、不正な場所に対するアクセスを禁止する「パーソナルファイアウォール」機能や指定したウェブブラウザー以外でネットワーク接続する際に、活動を制御することでウィルスの侵入を防ぐ「スパイウェア」機能、クレジットカード番号やパスワードを登録して、ネットワーク上への漏洩を阻止する「データフィルタ」機能を搭載。

今回から新たにウェブブラウザーのキャッシュやクッキーファイル、アクセス履歴を完全に消去するアプリケーション「Washing Machine」が付属する。対応システムは、Mac OS X 10.4以上。


VirusBarrier X5

「VirusBarrier X5」(パッケージは英語版)

VirusBarrier X5」は、アプリケーションやネットワーク、CD/DVDに潜んだウィルスの侵入を検出/駆除するウィルス対策ソフトだ。WordやExcelなどに潜んだマクロウィルスや、Windowsウィルスの検出/駆除も可能。Mac上で使用するすべてのデータは自動でチェックしてくれる。もちろん、任意のファイルやアプリケーションにを任意に指定する手動スキャンもできる。一度チェックしたファイルに変更がない場合、スキャンをスキップする「ターボモード」により軽快な動作速度を実現。万が一ウィルスに感染しても、別の領域に隔離する機能により、トラブルを防止する。対応システムは、Mac OS X 10.4以上。


そのほか、迷惑メールやフィッシングメールの被害を防止する「Personal Antispam X5」や、大事なファイルを仮想金庫としてサーバーや外付けハードディスクに作成する「FileGuard X5」もある。いずれも対応システムは、Mac OS X 10.4以上。なお、「FileGuard X5」のみ前バージョンの「FileGuard X4」ユーザーなら無償でアップグレードできる。

また、「Personal Backup X5」「NetBarrier X5」「VirusBarrier X5」をひとつのパッケージにした「Internet Security Barrier X5 Backup Edition」と、「Personal Backup X5」の代わりに「Personal Antispam X5」を同梱した「Internet Security Barrier X5 Antispam Edition」を用意する予定だ。

Internet Security Barrier X5 Backup Edition

「Internet Security Barrier X5 Backup Edition」(パッケージは英語版)


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