手段を問わないTVキャプチャー環境 第5回

[特集]深夜アニメをフルコンプ！

手段を問わないTVキャプチャー環境【携帯電話・PSP・DS編】

データ放送や番組情報でワンセグをさらに楽しむ

　ワンセグでの魅力のひとつに、データ放送や番組表がある。チャンネルを切り替えずともニュースやテレビ番組を知ることができるというのは何よりも大切な機能だろう。ここではそれらのポイントについて注目してみたい。
　まず、データ放送とEPGについては「W61SH」と「PSP-2000」がサポートする。「ニンテンドーDS Lite」ではどちらもサポートしないが、番組情報については現在視聴中の番組と次に放送される予定の番組は表示可能だ。また、DS Liteではほかにも一風変わった機能を搭載している。

「W61SH」

データ放送を表示したところ。写真は映像とデータを同時に表示している状態。ボタン操作によりディスプレー全体をデータ放送表示に切り替えることも可能だ

こちらはEPG。5時間分の情報の表示に対応する。ダウンロードや番組情報の確認にはパケット通信料が発生する

「PSP-2000」

データ放送表示は、画面を左右に2分割してその片側に表示するスタイル。ディスプレーのサイズが大きいため、分割した状態であっても余裕がある

EPGはチャンネル一覧を表示するエリアから確認できる。チャンネル一覧との切り替えはL/Rキーで行なう。希望する番組の詳細情報にアクセスすることももちろん可能だ

「ニンテンドーDS Lite」

番組情報の表示。ここでは現在視聴中の番組情報とその次に放送予定の番組情報を確認できる

テレビを楽しむさまざまな機能が搭載されており、写真はその機能のひとつ「読むテレビ」。視聴した番組の文字情報を確認できる機能で、ニュース番組や情報番組の内容を確かめたい場合に重宝する

録画機能を搭載するモデルも

　「W61SH」、「PSP」の2モデルはワンセグの視聴に加えて録画機能もサポートする。録画は視聴中の番組はもちろん、EPGを利用しての録画予約も可能だ。ここではEPGからの録画予約について見てみよう。

「W61SH」

標準の機能として番組の録画機能を備える。画面はEPGからの録画予約で、録画したい番組情報にアクセスして録画予約を指定するだけと操作は簡単

「PSP-2000」

システムソフトウェアのバージョン3.80以降でワンセグの録画・録画予約をサポートする。録画予約では取得した番組情報からの予約に対応するが、一旦予約するとそのチャンネルの放送を見続けるかスリープモードにして待つといった行動しかとれなくなる。予約機能があるのはありがたいが今ひとつ使い勝手が悪い

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