[特集]深夜アニメをフルコンプ!
手段を問わないTVキャプチャー環境【携帯電話・PSP・DS編】
2008年05月16日 23時59分更新
ハードを活かしたユーザーインターフェイスで快適な視聴環境を実現
まずは最も重要なポイントである、番組視聴時のユーザーインターフェイスについて注目してみよう。今回紹介している各モデルのユーザーインターフェイスはそれぞれの機器の特徴を最大限に活かす設計となっており、その機器ならではの方法で操作できる。ここでは各モデルの違いに注目したい。
「W61SH」
「PSP-2000」
「ニンテンドーDS Lite」
気になる画質は?
ワンセグはもともと放送されている映像データの品質が低く、画質を云々いえるようなものではないといっても、やはりテレビを視聴する機器である以上は画質も気になってしまうもの。
画質については、「PSP-2000」が優秀だ。高解像度対応の4.3インチ液晶ディスプレーの搭載に加えて発色も自然で、ワンセグの視聴に余裕で対応している印象を受ける。「W61SH」も400×240ドット表示対応の液晶ディスプレーにより解像度はワンセグ視聴に十分で、発色も新画質エンジンの搭載により良好。映像を快適に楽しめる。
それに対して「ニンテンドーDS Lite」では液晶ディスプレーの解像度がワンセグの仕様よりも低いうえ、サポートする色数もDSテレビでは3万2000色と少ない。そのため、たとえばグラデーションなどの階調表現は明るい部分と暗い部分での段差が目立ったり、色にじみがあるように見えるなどやや粗い表現となる。その粗さはほかの2モデルと比較した場合に一見してわかるほど劣るため、DSでのワンセグ視聴を考える場合、画質に関しては割り切りが必要だろう。
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