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特集 イイ!(・∀・)テレビ 第3回

特集 イイ!(・∀・)テレビ

北京を観るイイ・テレビ、選び方のキモは?

2008年06月04日 18時00分更新

文● 西川由美子、トレンド編集部

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全部が(・∀・)イイ! 欲張り多機能タイプの選び方


松下電器「VIERA PZ800」シリーズ。“プレミアムシリーズ”と呼称されている

 各社の特徴がはっきりとわかるのが多機能タイプ。フルHD、本格サウンドなど、画質のみならずサウンド面も強化し、デザイン性やネット対応、HDD内蔵など、盛りだくさんのスペックを誇っている。

東芝「REGZA ZH」シリーズ背面部。ツイーターとフルレンジスピーカーを内蔵したメインスピーカーボックス×2と、ウーファーを2個内蔵したウーファーボックスを搭載している

 各社ともに32インチ以上の大画面をラインアップ。価格帯はおよそ32インチで25万円前後。40インチクラスは30~45万円前後、50インチ以上は45~60万円前後となっている。

 選ぶ際に注意したいのは、どの機能を使いこなしたいかを見極めること。レコーダーをフル活用しているのにHDD内蔵タイプを購入しても意味がないし、フルスペックの大画面を買ったはいいがそれを生かしきる映像ソースがない(見るのは地デジのみだ)……なんて失敗はしたくない。「あれもしたい、これもしたい」という欲張り方も、1つずつの機能が「本当に必要か」を吟味することが必要だ。

★イチオシ欲張りモデル

絵作りの技術に注目!

 画質の点では、パイオニアのプラズマテレビ「KURO」と東芝の液晶テレビ「REGZA」の評価が高い。

 パイオニアはプラズマテレビを作りつづけているという実績もあり、大画面の絵作りがうまい。ブランド名の通り「黒」の再現が優れており、微妙な暗部階調(黒色のグラデーション)も豊かに表現できる。ハイエンドモデルのみの販売という一貫性にも注目したい。

 一方、東芝はパワー・メタブレインという高画質回路を搭載。半導体を手がける東芝ならではの経験が、高画質の再現に活かされている。HDD内蔵も評価のポイント。DVDレコーダー「VARDIA」やパソコン「QOSMIO」などとのリンクも可能だ。

パイオニア「KURO」

東芝「ZH500」

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