(株)PFUは7日、同社のドキュメントスキャナー「ScanSnap」シリーズの新製品として、Mac専用モデル「S510M」「S300M」の2製品を4月12日に発売すると発表した。価格はいずれもオープンプライス。同社のオンラインストア「PFUダイレクト」での実売価格は「S510M」が4万9800円、「S300M」は2万9800円だ。
「S510M」と「S300M」は、書類などの紙資料を読み取ってPDF化できるカラー/モノクロ対応のドキュメントスキャナー。ADF機構を標準で搭載しており、書類をセット後、本体に設置されたスキャンボタンをワンクリックするだけで書類の読み込みを開始できるシンプル設計が特徴だ。スキャン後は、保存/メールで送付/印刷/iPhotoに保存の4種類を選べる簡易メニュー「ScanSnapクイックメニュー」が自動で起動するので、各操作をマウスで簡単に実行できる(同機能をオフにすることも可能)。
共通する仕様として、両面書類の読み込みに対応するほか、最大で216×360mmまでの書類(規格用紙はA4まで)を読み込み可能。読み取り解像度は、カラーが150/200/300/600dpi、モノクロは300/400/600/1200dpi。インターフェースはUSB 2.0だ。
「S510M」のこのほかの主な仕様は、給紙枚数が最大50枚で、読み取り速度は最大18枚/分。電源はACアダプター(AC100V)だ。本体サイズは幅284×奥行き157×高さ158mm、重量は2.7kg。「Adobe Acrobat 8 Professional Macintosh」が付属している。
「S300M」については、給紙枚数が最大10枚で、読み取り速度は最大8枚/分。電源はACアダプター(AC100V)とUSBバスパワー(2ポートぶん必要)に対応する。本体サイズは幅284×奥行き95×高さ77mm、重量1.4kg。
両製品とも、対応システムはMac OS X 10.2.8/10.3/10.4/10.5。対応マシンはPowerPC G4 800MHz以上およびIntel CPUを搭載した搭載のMac。