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【特別企画】そもそも「アイドルマスター」ってなんなんだ?(後編)

2008年02月26日 21時00分更新

文● 千駄木和弘/編集部 飯塚岳史

 2007年の動画共有サイトを賑やかせた(株)バンダイナムコゲームスのXbox 360向けゲームソフト「アイドルマスター」(以下、アイマス)。そのアイマスの新作「アイドルマスター ライブフォーユー!」(以下、L4U!)が今月28日にいよいよ発売される。

アイマス

前作「アイドルマスター」

L4U!

今月28日に発売する新作「アイドルマスター ライブフォーユー!」

(c)窪岡俊之 (c)2003-2008 NBGI PROJECT IM@S

 読者の中には「そもそもアイドルマスターって何なんだ?」という人も多くいると思う。アイマスがネット界にもたらしたムーブメントについては、前編(関連記事)をご覧いただくとして、ここではアイマスのゲーム内容について改めて紹介する。


トップアイドルへの道はかくも厳しいものである


 前編で力説した通り、プロデューサーたるプレイヤーの仕事は新人アイドルをトップアイドルへと導いていくこと。トップアイドルへの流れを簡潔に表わすと以下の通りだが、基本的には2~6のフェーズを繰り返していくことになる。

  1. プロデュースする新人アイドルを選択する
  2. レッスンを繰り返して各パラメーターを鍛える
  3. 営業を行ないアイドルとコミュニケーションを取る
  4. TV出演するためのオーディションに参加する
  5. オーディションに合格し、TV出演してファン大幅獲得
  6. ファン獲得数の合計によりアイドルランクが変化する
  7. 1年間の活動のしめくくりは感動のラストコンサート!
プロデューサー名

まずはプロデューサーとなる自分の名前を決める。ゲーマータグ名がそのまま名前になるわけではないので注意。また、1つのゲーマータグにつき、作成できるデータは1つだけ

事務所

まずは雑居ビル内のボロい中小アイドル事務所からスタート。所属アイドルのランクが上がるにつれて、どんどん立派なビルに事務所を構えるようになる


 やることだけを見ていると「味気ない」という印象を受けるかもしれない。その印象は半分は正しいし、半分は間違っている

 プレイし始めた頃は、レッスンはうまくできないし、オーディションは勝てないし、アイドルたちとの対話は上手くいかないし、と難易度が高いのも事実。特に1人目や2人目といった初期では、鳴かず飛ばずでアイドルを引退させてしまうことも多い。そして、プレイ中は毎週毎週同じことの繰り返しに近いので、正直ダルいし、プレイヤーの心も折れやすい。

 しかし、プレイ回数を重ねていくことでレッスンにも慣れてきて、オーディションにも合格できるようになってくると、途端にアイドル達に感情移入していくようになってくる、というかアイマスの世界が心地よくなってくる。1週1週がアイドル達と共に進むべき1歩であり、対話なのである。お前は何を言ってるんだと思うかもしれないが、そういうことなのだ。

 では、アイドルを目指してスタンバっている10人の候補生たちを紹介しよう。

トップアイドルへと導くのはこの子たちだ!


   星井美希

星井美希

中学生らしからぬバディーでファンの心を掴んだXbox 360版からの新キャラ。初めはやる気が見られないのんびりキャラなのだが、とある事件が起こってからのアナザーシナリオの暴走ぶりはCEROレーティングを呪うほど熱い(CV:長谷川明子)

天海春香           高槻やよい          菊地真

天海春香

「歌が好き」なアイドルを夢見る女の子。いつでも前向きな明るい光属性と、中の人に引っ張られがちな闇属性が備わり最強に見える(CV:中村繪里子)

高槻やよい

生活苦はあるものの、いつもけなげで明るい犬属性キャラ。ムーディーな曲でも明るく元気に熱唱。その違和感が萌えるのだ(CV:仁後真耶子)

菊池真

ダンスが得意で低く安定感のある歌声を持つボーイッシュな女の子。登場初期は後ろ髪の形状から「ソニッ○」と呼ばれることも(CV:平田宏美)

如月千早           双海亜美・真美        三浦あずさ

如月千早

歌への情熱はナンバーワン。ストイックな性格なため、生半可な覚悟で手を出すとテンションがガタ落ちの上級者向けキャラ。72は魔法の数字だ(CV:今井麻美)

双海亜美・真美

意図せず舌足らずに歌った「とかちつくちて」が大ブレイク。ある意味続編への原動力となった。双子という設定だが、TV出演シーンで登場するのは亜美だけ。(CV:下田麻美)

三浦あずさ

ほかのアイドルと比べて、突出したバストと年齢を誇るのんびりお姉さん。初期パラメータに合わない歌唱力の高さは見もの。ゲーム中ではJPYとか言わない(CV:たかはし智秋)

水瀬伊織           萩原雪歩           秋月律子

水瀬伊織

お嬢様、おデコちゃん、ツンデレと、ドMにはたまらないテンプレ通りの完璧超人。さらに釘宮ボイスがその破壊力を倍増させる。特に彼女が織り出す罵詈雑言の数々は一見の価値あり(CV:釘宮理恵)

萩原雪歩

気弱で男性恐怖症、声も小さい、とせつなさ炸裂の薄幸少女。そんな自分を変えようとするが、いざ芯が折れると穴を掘って埋まる習性がアリ。なぜか背景によくUFOが飛ぶ(CV:落合祐里香)

秋月律子

唯一のメガネキャラで、アイドル兼765プロの事務員。あずささんと同じく、おさげが帽子を突き破りがち。中の人がアイマスを好きすぎて、出演者とは思えないやりこみ度を誇る(CV:若林直美)

 何度も言うようだが、彼女たちをトップアイドルへと導くのが、プロデューサーたるプレイヤーの仕事なのである。それでは次ページにて、プロデュースの実際の流れを紹介する。

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