「これ、イタリアで人気なんだよね」とか言ってみたくないですか!?

【フォトレビュー】2段ヒンジのスタイリッシュノートPC「FlyBook VM7600」

KDDIの定額通信プランに対応

バッテリーを外すと3GのSIMカードスロットがある。KDDIのSIMカード標準搭載モデルがあるほか、SIM非搭載モデルでは携帯キャリアー各社のSIMカードを挿入して通信することが可能。ただし普通に通信を行なうとパケット料金が莫大な額になるので要注意

　FlyBook VMはもう1つ、大きな特徴がある。3G（第3世代携帯電話）の通信モジュールを内蔵するモデルが用意されており、本体にSIMカードを差すことで3G回線を使用した無線通信が可能となる。特にKDDI(株)のSIMカードを搭載したモデル（27万3000円より）は、3月24日から開始される「WIN通信機能搭載PC定額」プランに申し込むことで、最大月額5985円の定額でデータ通信を行なうことができる（関連記事）。

些細な問題はどうでもいいんです！

このような構造のためか、ディスプレーは約120度までしか倒せない

ロックのような機構がないため、本体を持とうとした際にディスプレーが意図せず飛び出してしまうことも

ACアダプター（左）は幅45×奥行き107×高さ29mmと小さめ。ただし、電源ケーブル（右）のコネクターの形状が国内ではなかなか見かけない形で、かつ太い。代わりのケーブルが入手しにくそう……

　上の写真のように、使い勝手においてはいくつか些細な問題もあるのだが、個人的にはどうでもいい気がする。外出先でこのノートを取り出して、変形ギミックで相手をビビらせたいじゃないですか。「変わったパソコンですね」と突っ込まれたら、「いや、実はこれ、イタリアで人気のパソコンなんですよ」って、言いたいじゃないですか。

　実際に手に持つと、そんな気分になるかっこいいノートPCだ。東京・秋葉原にショールーム（関連記事）があるので、興味があれば足を運んでみてはいかがだろうか。

■関連サイト

• FlyBook公式サイト